①全楽章通して聴きましょう。
好きなメロディーが何楽章であろうとも、次は必ずその曲全体を聞きましょう。
有名すぎる曲ばかりなので、さまざまな方法で入手できます。
最初は無料またはサブスクリプションで、あまりお金をかけずに聴くことに重点におきましょう。
例えば次のような方法があります。
1)iTunes、amazon musicでサブスクを利用する。
2)図書館でCDを借りる
3)YouTubeで拾う。
3)の場合は、玉石混交で同じ演奏者がセットになっていないことが多いので好ましくないと思います。
全楽章を通して聴くことが大切です。
海外の一流管弦楽団が自前のサイトでクォリティーの高い演奏をアップロードしている場合があって、これは素晴らしいですが、曲が限られてきます。
Q. CDがたくさんあるけれど、どれから聴けばいい?A. どれでもよいです。CDになっている演奏は全部良い演奏です。 まずは名盤にこだわらず、なんでも聴いてみましょう。 |
②何度も聴きましょう。
交響曲はざっくりいって1楽章が10分程度、全楽章で4,50分です。
この時間をとって、一つの演奏を4,5回は聴きましょう。
③違う演奏者で聴きましょう。
一つの演奏を4,5回聴いて耳なじみができたら、違う演奏者で聴きましょう。
「あれ?遅いな」「ここ、あっさりだな」など、違いがわかると思います。
④他の演奏者も聴きましょう。
ここまでくると、この指揮者だとどうだろう、この管弦楽団はどんなだろう、という興味で探すようになると思います。
そうなったら、自分の好みの指揮者・管弦楽団が見えてきます。
⑤ファンになった演奏者のCD(データダウンロード)を買いましょう。
例えば指揮者だったら、その指揮者が得意な曲がCDでコンプリートされていたりするので、定番以外の曲にも出会うことができます。
ファンになったらジャケットも欲しくなるでしょう? サブスクを止めても手元に置きたいでしょう? そしたら購入するのも興奮ものです。
⑥演奏会へ行こう。
“本物”のオーケストラの演奏はまた格別です。
40~70人(?)規模の楽器のプロが呼吸を合わせて奏でている現場に立ち会うのはそれだけで特別な経験です。
日本のプロオーケストラにしろ、海外の来日公演にしろ、まずは演目に自分の好きな曲がある公演を選びましょう。
自分の気に入ったメロディーをリアルで聴く、これが大人の贅沢です。