# クラシックさびから入門 > お気に入りの交響曲をみつけよう! --- ## 固定ページ - [「クラさび」について](https://classic.magazine7.net/about-2/): クラシック音楽はどうしても玄人さんの広場... - [GENSENブログ一覧ページ](https://classic.magazine7.net/gensen-blogpage/): - [GENSENトップページ](https://classic.magazine7.net/): - [プライバシーポリシー](https://classic.magazine7.net/privacy-policy/): 【利用目的】 広告表示 当サイトはGoo... - [音源出典](https://classic.magazine7.net/ongen/): ■ベートーベン =交響曲= 第1番 レナ... --- --- ## 投稿 - [トヨタ・マスター・ プレイヤーズ、ウィーン 2025](https://classic.magazine7.net/masterplayers2025/): トヨタ・マスター・ プレイヤーズ、ウィー... - [リセット・オロペサ ソプラノ・コンサート](https://classic.magazine7.net/lisetteoropesa2025%e3%80%80/): リセット・オロペサ ソプラノ・コンサート... - [レ・ヴァン・フランセ 2025 東京オペラシティー](https://classic.magazine7.net/lesventsfrancais20250317/): レヴァンフランセ 2025 東京オペラシ... - [レ・ヴァン・フランセ 2025 文京シビックホール](https://classic.magazine7.net/lesventsfrancais20250313/): レ・ヴァン・フランセ 2025 文京シビ... - [寺神戸亮&川口成彦 デュオ・リサイタル](https://classic.magazine7.net/terakado-kawaguchi-duo/): 寺神戸亮&川口成彦 デュオ・リサイタルに... - [ヴェローナ弦楽四重奏団、メンデルスゾーン、ヤナーチェク、ベートーベン](https://classic.magazine7.net/veronaquartet2025/): ヴェローナ四重奏団、メンデルスゾーン、ヤ... - 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S. バッハの有名な曲に「G線上の... - [モーツアルトの妻・コンスタンツェの真実](https://classic.magazine7.net/mozart-constanze/): モーツアルトの妻、コンスタンツェは悪妻と... - [バッハ。J.S.バッハ C.P.Eバッハ J.C.バッハ 誰?](https://classic.magazine7.net/bach-suns/): 「バッハ」と一言でいうと、おおむね「ヨハ... - [チャイコフスキー って場所があった!](https://classic.magazine7.net/tchaikovsky-place/): チャイコフスキーが生まれた町ヴォトキンス... - [モーツアルト死の謎。わかっていること。いないこと。](https://classic.magazine7.net/mozart-death/): モーツアルトは35歳で亡くなりました。 ... - [ベートーベンが聴こえなくなったのは何歳?](https://classic.magazine7.net/beethoven-ear/): ベートーベンが難聴に悩まされ、最後の交響... - [チャイコフスキーの肉声。初の蓄音機に大興奮](https://classic.magazine7.net/tchaikovsky-voice/): チャイコフスキーの時代は日本でいうと明治... - [モーツアルト、ベートーベン、チャイコフスキー、一番長生きなのは誰?](https://classic.magazine7.net/mozart-beethoven-tchaikovsky-year/): モーツアルトとベートーベンは重なる時期に... - [モーツアルト交響曲第35番「ハフナー」。ハフナー家のための曲](https://classic.magazine7.net/haffner/): 「ハフナー」はザルツブルクの幼馴染ハフナ... - [モーツアルトの交響曲は41作品。絶対聴かなければいけない曲ベスト5](https://classic.magazine7.net/mozart-symphony/): モーツアルトの交響曲は41作品あります。... --- # # Detailed Content ## 固定ページ ### 「クラさび」について - Published: 2021-12-29 - Modified: 2024-10-28 - URL: https://classic.magazine7.net/about-2/ クラシック音楽はどうしても玄人さんの広場だ。 音楽の基本的技術や知識・蘊蓄を身に着けたて初めてクラシック音楽を楽しめるという印象がある。 しかし。クラシック音楽はメロディーの美しさだったり、オーケストラの迫力だったりをただシンプルに楽しむこともありなのでは?という視点でクラシック音楽にアクセスするのがこのサイトだ。 そうなると、日ごろよく耳にしたり耳なじみがよい"さび"がきっかけになる。 さびから曲全体を聴いて好きな楽曲をみつけ、そしてお気に入りの曲があったらコンサートに行く、そんな楽しみ方が共... --- ### GENSENブログ一覧ページ - Published: 2021-12-22 - Modified: 2021-12-22 - URL: https://classic.magazine7.net/gensen-blogpage/ --- ### GENSENトップページ - Published: 2021-12-22 - Modified: 2021-12-22 - URL: https://classic.magazine7.net/ --- ### プライバシーポリシー - Published: 2020-04-10 - Modified: 2021-12-29 - URL: https://classic.magazine7.net/privacy-policy/ 【利用目的】 広告表示 当サイトはGoogle AdSenseにより広告を配信しています。 Google などの第三者配信事業者は Cookie を使用して、ユーザーがそのウェブサイトや他のウェブサイトに過去にアクセスした際の情報に基づいて広告を配信します。 Google は広告 Cookie を使用することにより、ユーザーがそのサイトや他のサイトにアクセスした際の情報に基づいて、Google やそのパートナーが適切な広告をユーザーに表示します。 ユーザーは、広告設定でパーソナライズ広告を無効に... --- ### 音源出典 - Published: 2020-04-01 - Modified: 2022-05-19 - URL: https://classic.magazine7.net/ongen/ ■ベートーベン =交響曲= 第1番 レナード・バーンスタイン指揮 ニューヨークフィル(録音:1964年1月) 第2番 オーマンディ指揮 フィラデルフィア管弦楽団(録音:1962年10月) 第3番 マルケヴィッチ指揮 シンフォニー・オブ・ジ・エア(録音:1957年1月) 第4番 セル指揮 クリーブランド管弦楽団(録音:1963年4月) 第5番 ロリン・マゼール指揮 ベルリンフィル(録音:1958年5月) 第6番 ロリン・マゼール指揮 ベルリンフィル(録音:1960年3月) 第7番 グィード・カンテ... --- --- --- ## 投稿 ### トヨタ・マスター・ プレイヤーズ、ウィーン 2025 - Published: 2025-04-24 - Modified: 2025-04-24 - URL: https://classic.magazine7.net/masterplayers2025/ - 作曲家: ベートーベン, モーツアルト - 読みもの: コンサートに行ってきた トヨタ・マスター・ プレイヤーズ、ウィーン に行ってきた。 ウィーンフィルのメンバーを中心にほかミュージシャンで編成される室内オーケストラ。 昨年、一昨年は「ウィーン・プレミアム・コンサート」のタイトルであったが、今年は「トヨタ・マスター・プレイヤーズ、ウィーン」になっていた。 曲目は モーツァルト:歌劇「後宮からの逃走」序曲 モーツアルト:ヴァイオリン協奏曲 第4番 ベートーヴェン:劇音楽「エグモント」序曲 ベートーヴェン:交響曲 第1番 ヴァイオリン独奏は待ってました! ウィーンフィルのコン... --- ### リセット・オロペサ ソプラノ・コンサート - Published: 2025-04-11 - Modified: 2025-04-15 - URL: https://classic.magazine7.net/lisetteoropesa2025%e3%80%80/ - 作曲家: モーツアルト - 読みもの: コンサートに行ってきた リセット・オロペサ ソプラノ・コンサート に行ってきた。 ソプラノはリセット・オロペサ。 指揮はコッラード・ロヴァーリス オーケストラは東京フィルハーモニー交響楽団 曲目は モーツァルト:オペラ『後宮からの逃走』より「あらゆる責め苦が待ち受けていても」 ロッシーニ:オペラ『セミラーミデ』序曲 ベッリーニ:オペラ『清教徒』より「私は美しい乙女」 ロッシーニ:オペラ『ギヨーム・テル』より「ついに遠のいてしまった」~「暗い森、寂しい荒野」 マイヤベーア:オペラ『悪魔のロベール』より「ロベール、私の愛す... --- ### レ・ヴァン・フランセ 2025 東京オペラシティー - Published: 2025-03-18 - Modified: 2025-04-13 - URL: https://classic.magazine7.net/lesventsfrancais20250317/ - 作曲家: カプレ, テュイレ, ルーセル, プーランク - 読みもの: コンサートに行ってきた レヴァンフランセ 2025 東京オペラシティ に行ってきた。 ■曲目は ルーセル:ディヴェルティスマンop. 6 シルヴェストリーニ:ピアノと管楽器のための六重奏曲(世界初演) テュイレ:ピアノと管楽器のための六重奏曲 変ロ長調 op. 6 カプレ:フルート、オーボエ、クラリネット、バソンとピアノのための五重奏曲 op. 8 プーランク:ピアノと管楽器のための六重奏曲 op. 100 ■メンバーは フルート:エマニュエル・パユ(写真左) オーボエ:フランソワ・ルルー(右) クラリネット:ポール・... --- ### レ・ヴァン・フランセ 2025 文京シビックホール - Published: 2025-03-14 - Modified: 2025-04-13 - URL: https://classic.magazine7.net/lesventsfrancais20250313/ - 作曲家: カプレ, ヴィヴァルディ, プーランク, ブラームス - 読みもの: コンサートに行ってきた レ・ヴァン・フランセ 2025 文京シビックホール に行ってきた。 ■曲目は ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲 ヴェルディ:クインテット ホ短調 カプレ:フルート、オーボエ、クラリネット、バソンとピアノのための五重奏曲 プーランク:六重奏曲 ■メンバーは フルート:エマニュエル・パユ オーボエ:フランソワ・ルルー クラリネット:ポール・メイエ ホルン:ラドヴァン・ヴラトコヴィチ バソン:ジルベール・オダン ピアノ:エリック・ル・サージュ 2年ぶりのレヴァンフランセに、朝からドキドキ ワクワ... --- ### 寺神戸亮&川口成彦 デュオ・リサイタル - Published: 2025-03-03 - Modified: 2025-03-03 - URL: https://classic.magazine7.net/terakado-kawaguchi-duo/ - 作曲家: ベートーベン - 読みもの: コンサートに行ってきた 寺神戸亮&川口成彦 デュオ・リサイタルに行ってきた。 曲目は ベートーヴェン:モーツァルトの《フィガロの結婚》から「もし伯爵様が踊るのなら」の主題による12の変奏曲 ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第4番 ベートーヴェン:ロンド 第2番(ピアノソロ) ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第5番「春」 古楽器ヴァイオリンの名手 寺神戸亮(てらかど りょう)さんと、フォルテピアノの貴公子 川口成彦(かわぐち なるひこ)さんのデュオコンサート。 春のベートーヴェンシリーズだ。 ベートーヴェン ... --- ### ヴェローナ弦楽四重奏団、メンデルスゾーン、ヤナーチェク、ベートーベン - Published: 2025-03-01 - Modified: 2025-03-01 - URL: https://classic.magazine7.net/veronaquartet2025/ - 作曲家: ヤナーチェク, ベートーベン, メンデルスゾーン - 読みもの: コンサートに行ってきた ヴェローナ四重奏団、メンデルスゾーン、ヤナーチェク、ベートーベン に行ってきた。 曲目は メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第1番 ヤナーチェク:弦楽四重奏曲第1番「クロイツェル・ソナタ」 ベートーヴェン: 弦楽四重奏曲第8番「ラズモフスキー 第2番」 特徴の違う3本立て。どのような弾き分けがされるのか。楽しみに行った。 メンデルスゾーン 弦楽四重奏曲第1番 ハーモニーが優しい。 4種の楽器が同時に呼吸しているよう。 速さ、強弱を独特に変化させる部分があり、ミクロの差も生じさせずに息がピタリだ。 そ... --- ### サイトウ・キネン・オーケストラ ブラス・アンサンブル2025 - Published: 2025-02-19 - Modified: 2025-02-20 - URL: https://classic.magazine7.net/saitokinen-orchestrabrass/ - 作曲家: サン=サーンス, ラベル - 読みもの: コンサートに行ってきた サイトウ・キネン・オーケストラ ブラス・アンサンブル に行ってきた。 曲目は ヤナーチェク:《シンフォニエッタ》よりファンファーレ サン゠サーンス:交響曲第3番「オルガン付き」より 終楽章 ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ プロコフィエフ:バレエ音楽「ロミオとジュリエット」より ピアソラ:《ブエノスアイレスのマリア》より アルカディ・シルクローパー:フィガ ガーシュウィン:《ポーギーとベス》より ファンファーレから始まった。 しかし、迫力がいまいち。 これから始まるゾ! という感じがしないの... --- ### ソヒエフ指揮 NHK交響楽団 ブラームス交響曲1番 - Published: 2025-01-27 - Modified: 2025-01-27 - URL: https://classic.magazine7.net/sokhiev-nkyo-20241025/ - 作曲家: ストラヴィンスキー, ブラームス - 読みもの: コンサートに行ってきた ソフィエフ指揮、NHK交響楽団、ストラヴィンスキー ブルチネッラ、ブラームス交響曲1番、 に行ってきた。 曲目は ストラヴィンスキー:組曲「プルチネッラ」 ブラームス:交響曲 第1番 ストラヴィンスキー 組曲「プルチネッラ」 バレエ音楽だ。 「プルチネッラ」のあらすじとしては、陽気なモテモテ独身男性ブルチネルラをめぐるおばかなドタバタ劇といったところ。 全体明るい調子で、キュートな踊りが浮かんでくるような曲だ。 ソフィエフがどのようにかわいらしさ、いたずらっぽさ愉快さを出してくるのかを楽しみにし... --- ### 樫本大進&ラファウ・ブレハッチ デュオ・リサイタル - Published: 2024-12-20 - Modified: 2024-12-20 - URL: https://classic.magazine7.net/daishin-blechacz2024/ - 作曲家: ドビュッシー, フランク, ベートーベン, モーツアルト - 読みもの: コンサートに行ってきた 樫本大進&ラファウ・ブレハッチ デュオ・リサイタル に行ってきた。 曲目は モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第17番 ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第7番 ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ 武満徹:悲歌 フランク:ヴァイオリン・ソナタ なんてバラエティーに富んだ、年末を華やかにしてくれるプログラムなのでしょうか。 モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第17番 ブレハッチのピアノはとても透明感があって転がるようなきれいな音。 軽やかなモーツアルトで、モーツアルトだったらこんなふうなのかなと... --- ### パーヴォ・ヤルヴィ指揮 ドイツ・カンマーフィル &樫本大進 ベートーヴェン、モーツアルト - Published: 2024-12-11 - Modified: 2024-12-11 - URL: https://classic.magazine7.net/jarvi-daishin/ - 作曲家: ベートーベン, モーツアルト - 読みもの: コンサートに行ってきた パーヴォ・ヤルヴィ指揮 ドイツ・カンマーフィル &樫本大進 ベートーヴェン、モーツアルト に行ってきた。 曲目は シューベルト:イタリア風序曲第2番 ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 モーツァルト:交響曲第41番「ジュピター」 ベートーヴェン・ヴァイオリン協奏曲のソロはヒラリー・ハーンの予定であった。 ところがハーンさんが体調不良でソリスト変更。 がっかりしていたら。交代演者は なんと!なんと!!なんと!!! 樫本大進。 幸運を来年分まで使ってしまったのではないかというくらいの福徳。 大変に贅... --- ### アンドリス・ネルソンス指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 ショスタコーヴチ9番、ドヴォルザーク7番 - Published: 2024-11-17 - Modified: 2024-11-18 - URL: https://classic.magazine7.net/wienerphil-nelsons2024/ - 作曲家: ショスタコーヴィチ, ドヴォルザーク - 読みもの: コンサートに行ってきた アンドリス・ネルソンス指揮|ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団|ショスタコーヴチ9番、ドヴォルザーク7番 に行ってきた。 曲目は ムソルグスキー(ショスタコーヴィチ 編曲):オペラ『ホヴァンシチナ』第1幕への前奏曲「モスクワ河の夜明け」 ショスタコーヴィチ:交響曲第9番 ドヴォルザーク:交響曲第7番 オペラ『ホヴァンシチナ』第1幕への前奏曲「モスクワ河の夜明け」 小刻み小刻みの弦で、ああ、ついに始まったのだなという思いがわいてきた。 打楽器の鐘と銅鑼がロシアの世界につれていってくれますます雰囲気... --- ### フランソワ・ルルー指揮&オーボエ、日本フィルハーモニー、メンデルスゾーン3番『スコットランド』 - Published: 2024-11-02 - Modified: 2024-11-02 - URL: https://classic.magazine7.net/leleux-jphil/ - 作曲家: メンデルスゾーン - 読みもの: コンサートに行ってきた フランソワ・ルルー指揮&オーボエ 日本フィルハーモニー交響楽団 メンデルスゾーン3番『スコットランド』に行ってきた 曲目は ラフ:シンフォニエッタOp. 188 メンデルスゾーン(タルクマン編):『無言歌集』より メンデルスゾーン:交響曲第3番「スコットランド」 フランソワ・ルルーさんは、レ・ヴァンフランセで拝聴している。 プリッッ バリッッ とした歯切れのあるほとばしる音が魅力だ。 この方がオーケストラとはどのような共鳴を聴かせてくれるのか、楽しみにした。 そして、指揮! 「スコットランド」に... --- ### ブロムシュテット指揮 NHK交響楽団 シューベルト7番『未完成』、8番『グレート』 - Published: 2024-10-28 - Modified: 2024-10-29 - URL: https://classic.magazine7.net/blomstedt-nkyo-schubert/ - 作曲家: シューベルト - 読みもの: コンサートに行ってきた ヘルベルト・ブロムシュテット指揮 NHK交響楽団 シューベルト交響曲 に行ってきた。 曲目は シューベルト:交響曲 第7番「未完成」 シューベルト:交響曲 第8番 「ザ・グレート」 王道2曲。ありがたいプログラムだ。 ブロムシュテットが楽団員の方々と一緒にコンマスさんのエスコートされながら登場されると、チケット完売の会場から怒涛の拍手喝采、すでに「ブラボー」の声が聞こえかねないほどボルテージが満タンだ。 シューベルト 交響曲第7番『未完成』 1楽章 スッと始まる。 小さく小さく細かいところがとて... --- ### アンサンブル・ウィーン=ベルリン2024 - Published: 2024-10-05 - Modified: 2024-10-07 - URL: https://classic.magazine7.net/wien-belrin2024/ - 作曲家: ドヴォルザーク, モーツアルト - 読みもの: コンサートに行ってきた アンサンブル ウィーン=ベルリン に行ってきた。 曲目は モーツァルト:セレナード 第12番 K. 388(384a)《ナハトムジーク》 セルヴァーンスキ:木管五重奏曲 第1番 ハース:木管五重奏曲 Op. 10 ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲(木管五重奏版) 第12番 《アメリカ》 始まったその瞬間から。 ケリーさんが絶好調だっ!! バリバリに伸びて弾けていて、すでに独壇場の予感。 ジェントルマン ジョナサン・ケリーさん モーツァルト セレナード 第12番 《ナハトムジーク》 ナハトは夜、ムジー... --- ### ベルリン・バロック・ゾリステン2024 ヴィヴァルディからバッハ - Published: 2024-09-22 - Modified: 2024-09-22 - URL: https://classic.magazine7.net/berlinerbarocksolisten2024/ - 作曲家: ヴィヴァルディ, バッハ - 読みもの: コンサートに行ってきた ベルリン・バロック・ゾリステン コンサート に行ってきた。 曲目は デュランテ:弦楽のための合奏協奏曲ト短調 ヴィヴァルディ:4つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ長調 Op. 3-1, RV. 549~合奏協奏曲集 Op. 3「調和の霊感」より ヴィヴァルディ:2つのヴァイオリンのための協奏曲 イ短調Op. 3-8, RV. 522~合奏協奏曲 Op. 3「調和の霊感」より ガロ:ソナタ第12番ト短調「ラ・フォリア」 J. C. バッハ:弦楽のためのシンフォニア ニ短調 J. S. バッハ:リチ... --- ### グスターボ・ヒメノ指揮、ノア・ベンディックス・バルグリー、with N響 感想 - Published: 2024-07-14 - Modified: 2024-07-15 - URL: https://classic.magazine7.net/nhkso-gimeno-noah/ - 作曲家: シベリウス, ベートーベン - 読みもの: コンサートに行ってきた グスターボ・ヒメノ、ノア・ベンディックス・バルグリー、with N響 に行ってきた。 曲目は シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」 指揮はグスターボ・ヒメノ。 シベリウス ヴァイオリン協奏曲 ノアが来た。 berliner-philharmoniker ウェブサイトより ノア・ベンディックス・バルグリー。 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の第1コンサートマスター、われらが樫本大進の同僚だ。 陽の音を持つ背の高いアメリカ人。 ノアの陽の音のシベリウスはどうか? 明... --- ### ヤニック・ネゼ=セガン指揮 METオーケストラ 来日2024 マーラー5番 - Published: 2024-06-28 - Modified: 2024-07-01 - URL: https://classic.magazine7.net/yannick-met/ - 作曲家: マーラー - 読みもの: コンサートに行ってきた ヤニック・ネゼ=セガン指揮 METオーケストラ マーラー5番 に行ってきた。 指揮:ヤニック・ネゼ=セガン 演奏:METオーケストラ(メトロポリタン歌劇場管弦楽団) 歌:リセット・オロペサ 曲目は モンゴメリー:すべての人のための讃歌 モーツァルト:アリア「私は行きます、でもどこへ」「ベレニーチェに」 (ソプラノ:リセット・オロペサ) マーラー:交響曲第5番 リセット・オロペサ アリア METの歌手の生声はどんなものか。 芯が艶やかで柔らかく、そして鋭角だった。 ホールに切なくも明るく響きことば... --- ### ハンガリー・ブタペスト交響楽団 指揮:小林研一郎 ピアノ:亀井聖矢 - Published: 2024-06-26 - Modified: 2024-06-26 - URL: https://classic.magazine7.net/hungary-kobaken-kamei/ - 作曲家: チャイコフスキー - 読みもの: コンサートに行ってきた ハンガリー・ブタペスト交響楽団 指揮:小林研一郎 ピアノ:亀井聖矢 に行ってきた。 曲目は ロッシーニ:歌劇《セヴィリアの理髪師》序曲 リスト:ピアノ協奏曲第1番 ピアノ・亀井聖矢 チャイコフスキー:交響曲第5番 MCコバケンさん ----------------- "楽団員が全員着席を終える。指揮者 小林研一郎が登場する。 そして息をのむ瞬間が、くる。" ----------------- の構えでいたが、コバケンさんが手にしたのはマイク。 いきなりMCが始まった。 武蔵野には縁があるので武蔵... --- ### ヴォ―チェ弦楽四重奏団 ベートーベン4番,11番,12番 - Published: 2024-06-16 - Modified: 2024-06-16 - URL: https://classic.magazine7.net/voce/ - 作曲家: ベートーベン - 読みもの: コンサートに行ってきた ヴォ―チェ弦楽四重奏団 ベートーベン4番,11番,12番 に行ってきた。 曲目は ベートーベン:弦楽四重奏曲 第4番 ベートーベン:弦楽四重奏曲 第11番 ベートーベン:弦楽四重奏曲 第12番 第4番、スタートが「落ち着いて聴かせてくる」のか? 「勢いでつかんでくるのか」? と思っていたら。なんと「柔らか」だった。 ふわっと4人全員が同じ羽根布団に載っているようにテンポと強弱がピタリと合って心地よい。 うわぁぁ、いいなぁとワクワク耳をすませていたが・・・。 ここまでだった。 なんだかピタッときて... --- ### ファビオ・ルイージwith N響 メンデルスゾーン - Published: 2024-05-20 - Modified: 2024-05-20 - URL: https://classic.magazine7.net/fabio-nkyo/ - 作曲家: メンデルスゾーン - 読みもの: コンサートに行ってきた ファビオ・ルイージwith N響 メンデルスゾーン に行ってきた。 曲目は メンデルスゾーン:「夏の夜の夢」の音楽-「序曲」「夜想曲」「スケルツォ」「結婚行進曲」 メンデルスゾーン:交響曲 第5番「宗教改革」 「夏の夜の夢」はフルートから始まるのだ 「序曲」第1声はフルート。会場にいる全員がフルートだけに耳を集中させる。これが3カ所ある。 本日は7割5分といったところか。 それがいい。それが生演奏の醍醐味なのだから。 「どうかな どうかな」とこちらも緊張してその時を迎え、「おおおおーーー」と思っ... --- ### ヒラリー・ハーン&アンドレアス・ヘフリガー デュオリサイタル - Published: 2024-05-17 - Modified: 2024-05-17 - URL: https://classic.magazine7.net/hahn-haefliger/ - 作曲家: ブラームス - 読みもの: コンサートに行ってきた ヒラリー・ハーン&アンドレアス・ヘフリガー デュオリサイタルに行ってきた。 曲目は ブラームス ヴァイオリンソナタ第1番『雨の歌』 ブラームス ヴァイオリンソナタ第2番 ブラームス ヴァイオリンソナタ第3番 以上。ブラームス ヴァイオリンソナタ、コンプリートという贅沢 優しい。 全体的なイメージだ。 "情"満タンのブラームス ヴァイオリンソナタとは一味違った。 小さな音はきれいで、強い音は澄み切って一寸の狂いもない「ああ、美しい調べを聴いている」と半端ないリラックスを感じる。 抑揚も激しさはなく... --- ### トヨタ ウィーン・プレミアム・ コンサート ピアノソロは小菅優、コンサートマスターはフォルクハルト・シュトイデさん - Published: 2024-03-31 - Modified: 2024-03-31 - URL: https://classic.magazine7.net/wienerpremium2024/ - 作曲家: モーツアルト - 読みもの: コンサートに行ってきた ウィーン・プレミアム・ コンサートに行ってきた。 演奏は「トヨタ・マスター・プレイヤーズ、ウィーン」。 ウィーンフィル・コンサートマスターのフォルクハルト・シュトイデさんを中心としウィーンフィルのメンバー、ほかで活躍するミュージシャンと合わせて30人ほどの小編成オーケストラ。 トヨタの文化支援活動の一環。 フォルクハルト・シュトイデ 曲目は モーツァルト セレナード 第13番 「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」 モーツアルト ピアノ協奏曲 第27番 K. 595 ピアノ:小菅 優 =ミニ・ニュ... --- ### 樫本大進&エリック・ル・サージュ シューマン&ブラームス 全曲ヴァイオリン・ソナタ・チクルス vol.2 - Published: 2024-02-05 - Modified: 2024-02-05 - URL: https://classic.magazine7.net/daishin-eric-vol2/ - 作曲家: ベートーベン - 読みもの: コンサートに行ってきた 樫本大進&エリック・ル・サージュ シューマン&ブラームス 全曲ヴァイオリン・ソナタ・チクルス vol. 2に行ってきた。 曲目は ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番「雨の歌」 ブラームス、ディートリッヒ、シューマン:F. A. E. ソナタ クララ. シューマン:3つのロマンス シューマン:ヴァイオリン・ソナタ第2番 曲の構成の趣向がすでにドラマチック 全4曲。 1曲目 弟子:ブラームス ヴァイオリン・ソナタ第1番「雨の歌」 2曲目 仲良し3人のコラボ(シューマン、ブラームス、ディートリッヒ... --- ### トゥガン・ソヒエフ with N響 「ロメオとジュリエット」 - Published: 2024-01-22 - Modified: 2024-02-05 - URL: https://classic.magazine7.net/sokhiev-nkyo-romeo/ - 作曲家: ベートーベン - 読みもの: コンサートに行ってきた トゥガン・ソヒエフ指揮、NHK交響楽団演奏会に行ってきた。 曲目は リャードフ:交響詩「キキモラ」作品63 プロコフィエフ:(ソヒエフ編)/バレエ組曲「ロメオとジュリエット」 ロメオとジュリエットは場面ごとの曲が数多くあるが。 おおまかにいうと、「絶望の慟哭」「合間に顔を出す日常の陽気」「不穏」にわけられると思う。 そんなイメージをもちながら聴いた。 ソヒエフはロメオとジュリエットをバレエの曲を物語の順序ではなく、音楽組曲的に聴くことに焦点をあてた並びに替えて演奏した。 これはありがたい。ストー... --- ### ウィーン・リング・アンサンブル キュッヒルさんが強すぎた - Published: 2024-01-11 - Modified: 2024-02-05 - URL: https://classic.magazine7.net/wiener-ring-ensemble/ - 作曲家: ベートーベン - 読みもの: コンサートに行ってきた ウィーン・リング・アンサンブル演奏会に行ってきた。 曲目は ニコライ:オペレッタ『ウィンザーの陽気な女房たち』序曲 J. シュトラウスⅡ:ワルツ『南国のばら』 J. シュトラウスⅡ:オペレッタ『こうもり』よりカドリーユ ヨーゼフ・シュトラウス:ポルカ・マズルカ『とんぼ』 レハール:ワルツ『金と銀』 J. シュトラウスⅡ:ポルカ・シュネル『狩り』 プッチーニ・メドレー ヨーゼフ・シュトラウス:ワルツ『水彩画』 J. シュトラウスⅡ:ポルカ・シュネル『シャンパン・ポルカ』(音楽の冗談) ヨーゼフ・シ... --- ### パユ様とラングラメさん - Published: 2023-12-01 - Modified: 2023-12-01 - URL: https://classic.magazine7.net/pahud-langlamet/ - 作曲家: シューマン, バッハ, プーランク - 読みもの: コンサートに行ってきた フルーティスト、エマニュエル・パユさんとハーピスト、マリー=ピエール・ラングラメさんのデュオコンサートに行ってきた。 お2人ともベルリンフィルの日本ツアーで来日中でした。 曲目は J. S. バッハ:フルート・ソナタ BWV1031 N. ロータ:フルートとハープのためのソナタ R. シューマン:3つのロマンス F. プーランク:フルート・ソナタ ドビュッシー:ロマンティックなワルツ(ハープ独奏) デスプラ:エアラインズ(2018)(フルート独奏) ピアソラ:《タンゴの歴史》より 「Ⅰ. 酒場1... --- ### ベルリンフィル・ハーモニー管弦楽団 『英雄の生涯』 - Published: 2023-11-28 - Modified: 2023-12-01 - URL: https://classic.magazine7.net/berliner-petrenko-b/ - 作曲家: R.シュトラウス, モーツアルト - 読みもの: コンサートに行ってきた ベルリンフィル・ハーモニー管弦楽団Bプログラムに行ってきた。 指揮は首席指揮者兼芸術監督キリル・ペトレンコ。 曲目は レーガー:モーツァルトの主題による変奏曲とフーガ リヒャルト・シュトラウス:交響詩『英雄の生涯』 レーガー:モーツァルトの主題による変奏曲とフーガ おなじみモーツアルトのピアノソナタ第11番 第1楽章の旋律を元として、レーガーが10のパターンを作曲した曲。 1 主題 2-9 変奏曲 10 フーガ モーツアルトのピアノソナタ第11番 第1楽章の旋律 オーケストラの編成は人数少なめ金... --- ### ベルリンフィル・ハーモニー管弦楽団がキリル・ペトレンコとやってきた - Published: 2023-11-27 - Modified: 2023-11-28 - URL: https://classic.magazine7.net/berliner-petrenko-a/ - 作曲家: ブラームス, モーツアルト - 読みもの: コンサートに行ってきた ベルリンフィル・ハーモニー管弦楽団Aプログラムに行ってきた。 指揮は首席指揮者兼芸術監督キリル・ペトレンコ。 曲目は モーツァルト:交響曲第29番 ベルク:オーケストラのための3つの小品 ブラームス:交響曲第4番 モーツァルト:交響曲第29番 キュートで胸キュンだ。 編成は小編成。 この曲はもともとかわいらしい曲だ。 それがまたペトレンコを通すとキラキラと輝いてくる。 テンポは速い。 最初のヴァイオリンは軽やかでまずウキウキ。 強弱のメリハリをしっかりつけてしかも流れるように瑞々しく豊かな表情を... --- ### ウィーン・フィルハーモニーが来日、ソヒエフがすごかった - Published: 2023-11-20 - Modified: 2023-11-28 - URL: https://classic.magazine7.net/wienerphil-sokhiev/ - 作曲家: R.シュトラウス, ドヴォルザーク - 読みもの: コンサートに行ってきた ウィーン・フィルハーモニーのコンサートに行ってきた。 指揮は、トゥガン・ソヒエフ。 予定されていたフランツ・ウェルザー=メストさんがご病気のためのスペシャルピンチヒッターだ。 曲目は リヒャルトシュトラウス:交響詩『ツァラトゥストラはかく語りき』 ドヴォルジャーク:交響曲第8番 クライマックスが一番最初の「日の出」 ソヒエフが登場し、指揮台に昇る。 その時から会場のだれもが身じろぎもしない。 最初の最初、コントラバスの"地鳴り"が生まれ出でるその瞬間を聴き逃すまいと耳を凝らし息を凝らし緊張感がみ... --- ### パユ様 & アレックス・バックス - Published: 2023-09-30 - Modified: 2023-09-30 - URL: https://classic.magazine7.net/pahud-bax/ - 作曲家: フランク, メンデルスゾーン - 読みもの: コンサートに行ってきた エマニュエル・パユ、ピアノのアレックス・バックスのデュオコンサートが開かれた。 曲目は バクリ:フルートとピアノのためのソナタ 第3番 Op. 156 フランク/パユ編:ソナタ イ長調(原曲:ヴァイオリン・ソナタ イ長調) クララ. シューマン:3つのロマンス Op. 22 (原曲:ヴァイオリンのための) メンデルスゾーン:ソナタ ヘ長調 (原曲:ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調 MWV Q26) バクリ:フルートとピアノのためのソナタ 息をたっぷりとすい重厚かつ伸びやかな滑り出し。 徐々にスピード... --- ### パユ様 with 読響 - Published: 2023-09-24 - Modified: 2023-09-25 - URL: https://classic.magazine7.net/pahud-yomikyo-giedre/ - 作曲家: バルトーク - 読みもの: コンサートに行ってきた エマニュエル・パユ、久しぶりのオーケストラ共演です。 曲目は チャイコフスキー:幻想序曲「ロメオとジュリエット」 サン=サーンス:オデレット 作品162 サン=サーンス:ロマンス 変ニ長調 作品37 シャミナード:フルートと管弦楽のためのコンチェルティーノ ニ長調 作品107 バルトーク:管弦楽のための協奏曲 指揮はギエドレ・シュレキーテ フルスロットルのサン=サーンス、大冒険シャミナード オデレット サン=サーンスはフランスの作曲家。 フランスの音楽といえばパユ様が庭とするところだ。 2曲とも... --- ### ベルリン・フィルハーモニック・ウィンズ - Published: 2023-07-19 - Modified: 2023-11-28 - URL: https://classic.magazine7.net/berlinphilharmonicwinds/ - 作曲家: ベートーベン - 読みもの: コンサートに行ってきた ベルリン・フィルハーモニック・ウィンズ演奏会に行ってきた。 予定のメンバーから変更があった。 チラシでは次のメンバーだった。 フルート:アンドレアス・ブラウ オーボエ:ジョナサン・ケリー クラリネット:アレクサンダー・バーダー ファゴット:シュテファン・シュヴィゲルト ホルン:サラ・ウィリス ところが、 4/4にオーボエのジョナサン・ケリーがアンドレア・ヴィットマンに代わったのだ。 ジョナサン・ケリー"ねらい"のわたしとしては、なんともショッキングなことであった。 そして6/26、こんどはファゴ... --- ### ハンスイェルク・シェレンベルガー ベルリン交響楽団 - Published: 2023-06-30 - Modified: 2023-06-30 - URL: https://classic.magazine7.net/berlinersymphoniker/ - 作曲家: ベートーベン, モーツアルト - 読みもの: コンサートに行ってきた ベルリン交響楽団のコンサートに行ってきた。 曲目は モーツァルト: 歌劇「フィガロの結婚」序曲 モーツァルト: オーボエ協奏曲 ハ長調 ベートーヴェン: 交響曲 第5番「運命」 指揮はハンスイェルク・シェレンベルガー 元ベルリン・フィル首席オーボエ奏者。カラヤン時代のスーパーエース。 ベルリンの壁で誕生したベルリン交響楽団 ベルリン交響楽団は、BERLINER SYMPHONIKER で、 ベルリン・フィル BERLINBERLINER PHILHARMONIKER とは別のオーケストラだ。 ベ... --- ### ストラディヴァリウス サミット・コンサート2023 - Published: 2023-06-02 - Modified: 2023-06-02 - URL: https://classic.magazine7.net/stradivarius2023/ - 作曲家: ヴィヴァルディ, テレマン, バッハ - 読みもの: コンサートに行ってきた ストラディヴァリウス サミット・コンサート2023に行ってきた。 ベルリンフィルのメンバー12人が、ストラディヴァリウスを使用して演奏するコンサートだ。 恒例演奏会で今年が13回め。 曲目は ・J. S. バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調 BWV1043 ・テレマン:ヴィオラ協奏曲ト長調 ・ヴィヴァルディ:2つのチェロのための協奏曲ト短調 RV531 -------- ・チャイコフスキー:アンダンテ・カンタービレ(弦楽四重奏第1番2楽章) ・サラサーテ:2つのヴァイオリンのためのナ... --- ### ウィーン チェロ・アンサンブル 5+1 - Published: 2023-05-08 - Modified: 2023-05-08 - URL: https://classic.magazine7.net/viennacello51/ - 作曲家: チャイコフスキー - 読みもの: コンサートに行ってきた ウィーン チェロ・アンサンブル5+1に行ってきた。 曲目は ■第1部 バッハ 管弦楽組曲第2番より第7曲「バディネリ」 サン・サーンス チェロ協奏曲第1番より1楽章 ボルヌ ビゼーの「カルメン」による華麗な幻想曲 ショスタコーヴィチ バレエ組曲『黄金時代』よりアダージョ チャイコフスキー ロココの主題による変奏曲 ■第2部 バッヘルベル カノンとジーグ、ハチャトゥリアン バレエ音楽「ガイーヌ」第3幕 剣の舞 ドビュッシー シランクス J. シュトラウス2世 ポルカ・フランセーズ「クラップフェンの... --- ### ヤナーチェク・フィルハーモニー管弦楽団 - Published: 2023-05-01 - Modified: 2023-05-01 - URL: https://classic.magazine7.net/janacekphil/ - 作曲家: スメタナ, ドヴォルザーク, リスト - 読みもの: コンサートに行ってきた ヤナーチェク・フィルハーモニー管弦楽団に行ってきた。 曲目は スメタナ 『売られた花嫁』序曲 〃 『わが祖国』より「モルダウ」 リスト ピアノ協奏曲第1番 ドヴォルザーク 交響曲第8番 ヤナーチェク・フィルハーモニー管弦楽団 ヤナーチェク・フィルはチェコのオーケストラ。 1954年にオストラヴァ交響楽団として設立された。 ヤナーチェクはチェコ出身の作曲家。 ヤナーチェク・フィルの本拠地オストラヴァがヤナーチェクの終焉の地ということで1971年に改称した。 チェコといえば、3月に開催されたWBC(... --- ### ウィーン・プレミアム・コンサート ピアノは小菅優 - Published: 2023-04-17 - Modified: 2023-04-17 - URL: https://classic.magazine7.net/winepremiumu/ - 作曲家: バッハ, ベートーベン - 読みもの: コンサートに行ってきた ウィーン・プレミアム・コンサートに行ってきた。 曲目は J. S. バッハ 管弦楽組曲 第2番 ベートーヴェン ピアノ協奏曲 第3番 J. S. バッハ オーボエとヴァイオリンのための協奏曲 ベートーヴェン 交響曲 第5番「運命」 前半 バッハ-ベートーベン 後半 バッハ-ベートーベン という大御所セットだ。 バッハ シン・バロックを聴いた 管弦楽団は、多くがウィーンフィル、ウィーン国立歌劇場のメンバーで、ほか"助っ人"にウィーン交響楽団、そしてベルリンフィルからも複数人ずつが加わった編成だ。 ... --- ### パユ様 of レ・ヴァン・フランセ - Published: 2023-03-13 - Modified: 2023-03-13 - URL: https://classic.magazine7.net/lesventsfrancais2023/ - 作曲家: プーランク - 読みもの: コンサートに行ってきた 5年ぶりに来日しているレ・ヴァン・フランセのライブに行ってきた。 曲目は クルークハルト:木管五重奏曲 op. 79 ベートーベン:ピアノと管楽のための五重奏曲 op. 16 フィリップ・エルサン:六重奏曲 エリック・タンギー:六重奏曲(委嘱新作) プーランク:六重奏曲 フランスの風、その音楽は レ・ヴァン・フランセは日本語でフランスの風。 "フランスのエスプリを受け継ぐ木管アンサンブル"と紹介されている。 "フランスのエスプリ"とはいったいどのような音楽なのだろうか。 ジルベール・オダン パリ... --- ### アミハイ・グロス ヴィオラ・リサイタル - Published: 2023-02-27 - Modified: 2023-02-27 - URL: https://classic.magazine7.net/amihaigroszrecital/ - 作曲家: ショスタコーヴィチ - 読みもの: コンサートに行ってきた ヴィオラ奏者アミハイ・グロスAmihai Groszのリサイタルに行ってきた。 ピアノとのデュオ。ピアノは三浦謙司。 曲目は ブラームス:ビオラ・ソナタ第1番 ブリテン:エレジー ブルッフ:コル・ニドライ ショスタコーヴィチ:ヴィオラ・ソナタ ヴィオラの多様な表現を体感 玄人向けのラインナップである。 暗い。とにかく暗い。 ブラームスは3、4楽章が軽快なのでギャップを楽しみにしていったが、これもベールがかかったような演奏で弾んだ風ではなかった。 ただ、ベールといってももっさりとした覆いではなくビ... --- ### 樫本大進&エリック・ル・サージュ ヴァイオリンソナタ - Published: 2023-02-05 - Modified: 2023-02-05 - URL: https://classic.magazine7.net/daishin-eric/ - 作曲家: シューマン, ブラームス - 読みもの: コンサートに行ってきた ヴァイオリニストの樫本大進とピアニストのエリック・ル・サージュのデュオ・リサイタルが行われた。 曲目は シューマン:ヴァイオリン・ソナタ 第1番 ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ 第2番 シューマン:ヴァイオリン・ソナタ 第3番 ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ 第3番 アナザー・ダイシン ベルリンフィル第1コンサートマスター 樫本大進 これまで、樫本大進のつやッつやでキュルルンの音色に魅了されてきたが、今回はまた違った「アナザー・ダイシン」を聴いた。 あえての"つや消しマットコート"の音色だ。... --- ### ソヒエフ with NHK交響楽団 「ダフニスとクロエ」がすごかった - Published: 2023-01-29 - Modified: 2023-02-05 - URL: https://classic.magazine7.net/tugansokhiev/ - 作曲家: ラベル - 読みもの: コンサートに行ってきた トゥガン・ソヒエフの「ダフニスとクロエ」組曲 ラベル作曲の「ダフニスとクロエ」はバレエ音楽だ。 ダフニスとクロエは恋人同士で、クロエが海賊に誘拐され大ピンチのところを神に助けられ二人は再会、ハッピーエンド、というお話。 第1番の出だしはイメージとして"暗い海中の岩場で、小さな小さな泡が無数にわいてきていて、そこになにかの存在の気配がかもしだされている"雰囲気。 ブクブクというかふわふわというか微妙な音が静けさや不気味さを感じさせるのだが、これ、なにをどのようにすればこのような音になるのかと思って... --- ### アミハイ・グロス ヴィオラコンチェルト with N響 - Published: 2023-01-29 - Modified: 2023-02-27 - URL: https://classic.magazine7.net/amihaigrosz/ - 作曲家: バルトーク - 読みもの: コンサートに行ってきた N響 第1976回 定期公演 Bプログラムが行われた。 バルトーク作曲 ヴィオラ協奏曲(シェルイ版) ラヴェル作曲 「ダフニスとクロエ」組曲 第1番、第2番 ドビュッシー作曲 交響詩「海」 バルトーク ビオラ協奏曲を演奏したのはベルリンフィルのヴィオラ首席アミハイグロス。 楽器はガスパーロ・ダ・サロ 楽器がガスパーロ・ダ・サロという器でなんと1570年製。 ガスパーロ・ダ・サロはイタリアのサロという街に生まれたガスパロ・ベルトロッティという音楽家であり楽器職人の通称。 日本でいうと桶狭間の戦いの... --- ### ウクライナ国立歌劇場「カルメン」 - Published: 2023-01-12 - Modified: 2023-01-13 - URL: https://classic.magazine7.net/ukraine-carmen/ - 作曲家: ビゼー - 読みもの: コンサートに行ってきた 「ウクライナ国立歌劇場」、これまでは「キエフ・オペラ」として日本公演を行ってきましたが、2022年2月のロシアの侵攻をうけ名称を変更し力強く戻ってきてくれました。 演目はビゼー作曲オペラ「カルメン」です。 プリマドンナ・カルメンと闘牛士・エスカミーリョ 注目したのは、2点です。 ・ジプシーの美貌の女ボス・カルメンのただれた色気の度合い ・闘牛士・エスカミーリョがどれだけかっこよいか はずれたカルメン像 カルメンはこの視点がはずれました。 演じたのはプリマドンナのアンジェリーナ・シヴァチカ。 登場... --- ### ライナー・キュッヒル with ウィーン室内管弦楽団 - Published: 2022-12-09 - Modified: 2022-12-09 - URL: https://classic.magazine7.net/kuchl-wiener/ - 作曲家: シューベルト, ベートーベン - 読みもの: コンサートに行ってきた キュッヒルさん&ウィーン&ベートーベン、ジョイフルです。 曲目は シューベルト作曲 イタリア風序曲 第2番 ベートーベン作曲 ヴァイオリン協奏曲 ベートーベン作曲 交響曲第7番 ライナー・キュッヒルさん キュッヒルさんは、ウィーンフィルのコンサートマスターを1971年から45年間務められました。就任は21歳の時だったそうです。 中野雄著『ウィーン・フィル音と響きの秘密』によると、キュッヒルさんは殺人的なスケジュールの音楽の仕事の疲れは音楽で癒す方なのだそうです。 「オペラやオーケストラ演奏だけで... --- ### ブダペスト・フィルハーモニー管弦楽団のベートーベン8番 - Published: 2022-11-24 - Modified: 2023-01-12 - URL: https://classic.magazine7.net/budapestphil/ - 作曲家: ベートーベン, モーツアルト - 読みもの: コンサートに行ってきた ブダペスト・フィルハーモニー管弦楽団 ブダペスト・フィルが日本ツアーを行っています。 先のハンガリー国立歌劇場講演に引き続いて、オーケストラだけでブタペスト・フィルとなって演奏しています。 オペラ座管弦楽団の選抜メンバーが「フィルハーモニー」として活動しているのは世界でもブダペスト・フィルとウィーン・フィルの2団体だけだということです。 今回はピアニスト・萩原麻未(はぎわらまみ)さんと共演しました。 曲目はモーツアルト作曲「フィガロの結婚」序曲 モーツアルト作曲 ピアノ協奏曲第20番ニ短調 ベー... --- ### ハンガリー国立歌劇場『魔笛』 - Published: 2022-11-09 - Modified: 2022-11-09 - URL: https://classic.magazine7.net/hungary-magicflute/ - 作曲家: モーツアルト - 読みもの: コンサートに行ってきた モーツアルト作曲「魔笛」全2幕 ハンガリー国立歌劇場が来日しています。 演目はモーツアルト作曲オペラ「魔笛」。 3年ぶりの引っ越し公演ということです。 ハンガリー国立劇場 ハンガリーはハプルブルク帝国領でした。 ハプスブルク帝国は18世紀にはヨーロッパ各地を支配・統合・干渉していた大帝国です。ハンガリー王国はハプスブルク帝国にどっぷり入っています。 ハプスブルク帝国はウィーンを首都にしていました。 ウィーンといえば音楽の都、首都を中心とした貴族文化が音楽を盛んにしていきました。 ハンガリーも当然... --- ### クレメンス&ユリア・ハーゲン デュオ・リサイタル - Published: 2022-10-06 - Modified: 2022-10-06 - URL: https://classic.magazine7.net/hagen-clemensjulia/ - 作曲家: ハイドン - 読みもの: コンサートに行ってきた ドぎもを抜かれました。 とんでもないデュオです。 2台のチェロが、ドライブ感あふれるフレージングとボリューミーで美しいハーモニーで駆け抜けるのです。 第1チェロが娘・ユリアさんで第2が父・クレメンスさん。 ユリアは若々しく素直で骨太な音をブンブン鳴らしてきます。 それを下から懐深く支える父。 クレメンスの弦の響きは、楽器から発せられるというよりは天から降りおりてきて直接脳波と共鳴するような、魔法にかけられた心地よさを感じます。 曲目は J. ハイドン作曲:ニ重奏曲 ニ長調 Hob. Ⅻ:3+5 ... --- ### N響 アレクサンダー・リープライヒ(指揮) 小菅優(ピアノ) - Published: 2022-10-04 - Modified: 2022-10-06 - URL: https://classic.magazine7.net/nkyo-arek-kosuge/ - 作曲家: ベートーベン, モーツアルト - 読みもの: コンサートに行ってきた N響演奏会、小菅優さんが共演しました。 指揮はアレクサンダー・リープライヒさん。 そして。会場に行ってから知ったのですが、 コンサートマスターはライナー・キュッヒルさん。元ウィーンフィルハーモニーの元コンサートマスターです。 曲目は モーツアルト作曲:『フィガロの結婚』序曲 ベートーベン作曲:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」 モーツアルト作曲:交響曲第41番「ジュピター」 キュッヒルさんの手慣らし 生キュッヒルさんを拝見したのは初めてで、こちらも見どころでした。 着席してから演奏までの少しの間に、各自... --- ### アンサンブル・ウィーン=ベルリン - Published: 2022-10-01 - Modified: 2022-10-06 - URL: https://classic.magazine7.net/wien-berlin/ - 作曲家: メンデルスゾーン - 読みもの: コンサートに行ってきた アンサンブル・ウィーン=ベルリンが来日しています。 フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴット、ホルンの木管5重奏団です。 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団から オーボエ:ジョナサン・ケリー ホルン:シュテファン・ドール ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団から フルート:カール=ハインツ・シュッツ クラリネット:ゲラルド・パッヒンガー ファゴット:リヒャルト・ガラー 大変大変豪華な面々でございます。 曲目は リゲティ作曲:6つのバガテル ミヨー作曲:ルネ王の暖炉 ロッシーニ作曲(シェーファー... --- ### パユ様 SOLO Vol.3 - Published: 2022-07-12 - Modified: 2022-07-13 - URL: https://classic.magazine7.net/pahud-solo3/ - 作曲家: テレマン - 読みもの: コンサートに行ってきた GOD of Flute エマニュエル・パユ、2022夏の来日演奏・その2.待ってましたSOLO vol. 3です。 SOL vol. 2が開催されたのが、コロナ前の2019年12月でしたので、約2年半ぶりのただ1人ライブでございます。 場所もVol. 2と同じく東京オペラシティ コンサートホール:タケミツメモリアルです。 曲目は ・テレマン:無伴奏フルートのための幻想曲第3番 ・ブーレーズ:メモリアル(1985) ・テレマン:無伴奏フルートのための幻想曲第4番 ・モンタルベッティ:Mement... --- ### パユ様 with N響 - Published: 2022-07-11 - Modified: 2022-07-12 - URL: https://classic.magazine7.net/pahud-nhk/ - 作曲家: プーランク - 読みもの: コンサートに行ってきた God of Fluteエマニュエル・パユ、2022夏の来日演奏・その1はNHK交響楽団との共演です。 指揮は2022年3月にベルリンフィルでデビューした沖澤のどかさん。 沖澤さんは、現在ベルリンフィル芸術監督のキリル・ペトレンコのアシスタントを務めています。 ♦プーランク作曲- バレエ組曲「牝鹿」 フルート・ソナタ(管弦楽伴奏版)♦フォーレ作曲― 幻想曲 作品79♦ラヴェル作曲― 組曲「マ・メール・ロワ」 ボレロ※青字がパユの共演 「フランス」がテーマということで、3人ともフランスの作曲家です... --- ### 「フィンランディア」ロシアからの独立への決意の曲 - Published: 2022-05-19 - Modified: 2024-10-28 - URL: https://classic.magazine7.net/finlandia/ - 作曲家: シベリウス - 読みもの: エピソード フィンランド独立への決意の曲 フィンランドで有名な曲に『フィンランディア』があります。 フィンランドの作曲家ジャン・シベリウスによって1899年に作曲されました。 この曲はロシアの圧政下にあったフィンランドが独立への機運を高めるなか作られました。 そもそもフィンランドはなぜロシアに抑圧されるのか フィンランドはもともとスウェーデンの一部でしたが、1809年からロシア帝国内の大公国になっていました。 当初は自治が認められ、融和政策がとられていましたが、80年後の1889年に状況が一転しました。 ド... --- ### ゲルギエフをミュンヘンフィルは契約解除してはいけなかった2つの理由 - Published: 2022-04-02 - Modified: 2022-04-03 - URL: https://classic.magazine7.net/gergiev-poetin/ - 作曲家: チャイコフスキー ミュンヘン・フィルハーモニーがゲルギエフの契約を解除 ロシアを代表する指揮者ワレリー・ゲルギエフ(Valery Gergiev)がドイツのミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者を解任されました。 2022年2月24日、ロシアがウクライナに侵攻したことを受け、ミュンヘン市長が「プーチンを批判して欲しい」と要望したことにたいし返答しなかったことが理由とされています。 ゲルギエフはこれまでの行動からプーチンと近い「盟友」であると見られていました。そこに、今回の沈黙ということで、ウクライナへの... --- ### 樫本大進&小菅優デュオ・リサイタル - Published: 2022-03-21 - Modified: 2022-03-21 - URL: https://classic.magazine7.net/daishin-yu/ - 作曲家: ベートーベン - 読みもの: コンサートに行ってきた ヴァイオリニスト樫本大進さんとピアニスト小菅優さんのヴァイオリンソナタの演奏会が行われました。 樫本大進(Daishin Kashimoto)さんはベルリンフィルの第1コンサートマスターを12年以上勤めていいる、もはや楽団の顔といっても過言ではない日本が誇るヴァイオリニストです。 小菅優(YU Kosuge)さんは世界的に活動するピアニストで樫本さんとは"盟友"ということです。 画像は「樫本大進&小菅優デュオ・リサイタル」プログラムより 曲目は ◎ベートーベン:ヴァイオリン・ソナタ第5番 ヘ長調... --- ### ベートーベンのパトロン、ラズモフスキーはコサックのリーダー=ヘトマンの息子 - Published: 2022-03-21 - Modified: 2022-03-31 - URL: https://classic.magazine7.net/ukraine-5/ - 作曲家: ベートーベン - 読みもの: エピソード ベートーベンのパトロン・ラズモフスキー ベートーベンの大パトロンの1人にラズモフスキーがいます。 「ラズモフスキー」と冠のついた弦楽四重奏や、交響曲第5番『運命』、第6番『田園』などにかかわっています。 ラズモフスキーはもとはウクライナの独立をめざしたコサック出身です。 コサックのリーダーをヘトマンとよびますが、最後のヘトマンがラズモフスキーの父でした。 最後のヘトマン ヘトマンといえばマゼッパがいます。 文鉄・お札とコインの資料館ウェブサイトより引用。 「ポルタヴァの戦い」でモスクワと戦って敗... --- ### チャイコフスキー作曲のオペラ『マゼッパ』はウクライナの英雄 - Published: 2022-03-10 - Modified: 2022-03-31 - URL: https://classic.magazine7.net/ukraine-4/ - 作曲家: チャイコフスキー - 読みもの: エピソード マゼッパとウクライナ チャイコフスキー作曲のオペラに『マゼッパ』があります。 マゼッパは人の名前でウクライナの英雄で10フリヴニャ紙幣にもなっています。 文鉄・お札とコインの資料館ウェブサイトより引用。 豊な土地ウクライナ ウクライナはドニエプル川という水資源と肥沃な土地での農業、牛、馬、鳥などの生育にも適した豊かな土地でした。 そのため、東から西から攻められる歴史が続きました。 マゼッパはコサックの指導者でその難しい環境のもとできわどい駆け引きを繰り広げウクライナの独立をめざしました。 コサッ... --- ### ボロディン作曲『韃靼人(だったんじん)の踊り』もウクライナ由来。 - Published: 2022-03-07 - Modified: 2022-04-10 - URL: https://classic.magazine7.net/ukraine-3/ - 作曲家: ボロディン - 読みもの: エピソード イーゴリ―公 ボロディン作曲の歌劇に『イーゴリ―公』があります。 イーゴリ―公は「キエフの大門」をつくったヤロスラフ王の玄孫です。 イーゴリ―公の時代、キエフルーシは諸侯国に分裂し、勢力争いを続けていました。 ルーシのおもな諸国(1054-1237年) イーゴリ―公とポロヴェツ人の戦い 勢力争いには諸侯国に加え、周辺の遊牧民ポロヴェツ人も加わっていました。 このイーゴリ―公とポロヴェツ人の戦いを描いた物語が『イーゴリ軍記』です。 Ivan Bilibinによる『イーゴリ―遠征物語』のイラスト そ... --- ### ムソルグスキー作曲『展覧会の絵』の「キエフの大門」はウクライナの元祖キエフ・ルーシ国王が建設した。 - Published: 2022-03-05 - Modified: 2022-03-31 - URL: https://classic.magazine7.net/ukraine-2/ - 作曲家: ムソルグスキー - 読みもの: エピソード キエフ・ルーシ ウクライナ、ロシア、ベラルーシの元祖は共通でキエフ・ルーシです。 キエフ・ルーシは東スラブ人の住んでいたエリアに北欧からわたってきたヴァイキング(ヴァリャーグ人)がつくった国家です。 ヴァリャーグ人は自分たちのことを「ルーシ」と称していたことが国名の起源です。 キエフ・ルーシは10~11世紀が全盛で、ヨーロッパの大国でした。 キエフ、ミンスク(現在のベラルーシの首都)、モスクワが含まれていて、首都はキエフでした。 キエフ・ルーシ(11世紀頃) 賢公 ヤロスラフ 実質の初代国王がオ... --- ### チャイコフスキー交響曲第2番『小ロシア』改め交響曲第2番『ウクライナ』とします。 - Published: 2022-03-03 - Modified: 2022-03-31 - URL: https://classic.magazine7.net/ukraine-1/ - 作曲家: チャイコフスキー ウクライナはクラシック有名曲の元ネタの宝庫です。 ・チャイコフスキー作曲 交響曲第2番『小ロシア』 ・ムソルグスキー作曲 組曲『展覧会の絵』の最後の曲で超有名な「キエフの大門」 ・ボロディン作曲 オペラ『イーゴリ―公』。韃靼(だったん)人の踊り。 ・チャイコフスキー作曲 オペラ『マゼッパ』。No. 15 間奏曲 「ポルタヴァの戦い」 ・ベートーベン作曲 『ラズモフスキー弦楽四重奏曲』 以上、5つをシリーズで聴いてウクライナを応援します。 今回は チャイコフスキー作曲 交響曲第2番『小ロシア』 ま... --- ### 指揮・松本宗利音&ピアノ・谷昴登with読売日本交響楽団 - Published: 2022-01-26 - Modified: 2022-01-31 - URL: https://classic.magazine7.net/yomikyo-schuricht-akito/ - 作曲家: ドヴォルザーク, モーツアルト, ラフマニノフ - 読みもの: コンサートに行ってきた 1993年生まれの松本宗利音(まつもと しゅうりひと)指揮、2003年生まれ(!)の谷昴登(たに あきと)ピアノのフレッシュコンビと読響の共演です。 ■モーツアルト 歌劇『ドン・ジョヴァンニ』序曲 ■ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番 ■ドヴォルザーク 交響曲第9番「新世界より」 モーツアルト歌劇『ドン・ジョヴァンニ』序曲 松本さん、「宗利音」は世界的指揮者のカール・シューリヒトの夫人とのつながりによるそうで、どんだけもったいつけた人なのかと注目していましたところ、舞台袖から登場したのは気負い過ぎ... --- ### 読売日本交響楽団の第9 - Published: 2021-12-30 - Modified: 2022-01-14 - URL: https://classic.magazine7.net/yomikyo-9/ - 作曲家: ベートーベン - 読みもの: コンサートに行ってきた 読売日本交響楽団。 指揮はジョン・アクセルロッド。合唱は新国立劇場合唱団。歌手はソプラノ・中村恵理、アルト・藤木大地(カウンターテナー)、テノール・小堀勇介、バス・妻屋秀和。 アクセルロッドは説明によると「巨匠バーンスタインの薫陶を受け」とあります。 あまり大柄でない身体をめいっぱい使ったダイナミックな振りぶりは確かにバーンスタインを受け継いでいるようです。 ただ。第1印象ちょっと雑かなと。 1楽章の頭はわりと大きな音での入りで、これはよいとして。指揮なのか弦なのかはわかりませんが、バラバラか?... --- ### パユ様 with チェンバロ - Published: 2021-12-03 - Modified: 2022-01-14 - URL: https://classic.magazine7.net/pahud3/ - 作曲家: バッハ - 読みもの: コンサートに行ってきた エマニュエル・パユ来日 2年ぶりです。 ついにエマニュエル・パユが来日してくださいました。 緊急事態ではないものの、まだまだ新型コロナの水際対策措置が継続する中、実現しました。 同じ頃予定されていたオーケストラとの共演はキャンセルになったので、この公演も半信半疑でしたが中止の通知もなく、当日会場に到着したらポスターが掲げてあり「あぁ本当に演奏があるのだな」とようやく実感したのでした。 演奏は、エマニュエル・パユのフルートとバンジャマン・アラールのチェンバロのアンサンブル。 バッハです。 曲目 J... --- ### ナポレオンの馬の絵の肖像「サン・ベルナール峠を越えるボナパルト」5バージョン全解説 - Published: 2020-05-25 - Modified: 2022-03-07 - URL: https://classic.magazine7.net/napoleon-painting/ - 作曲家: ベートーベン - 読みもの: エピソード 「サン・ベルナール峠を越えるボナパルト」が描かれた理由 ナポレオンの肖像として有名な絵画はジャック=ルイ・ダヴィッド作の「サン・ベルナール峠を越えるボナパルト」です。 この有名な「ヒヒ~ン」の肖像画は、ナポレオンがヨーロッパ征服に乗り出す初期の1800年に北イタリアに向かうナポレオンを描いたものです。 北イタリアは、ナポレオン軍とハプスブルク(オーストリア)が取った取られたを繰り返した土地で、1800年はナポレオン軍が取り返すことに成功した年です。 この時、ナポレオンは敵の意表をついてアルプスを... --- ### 【新説!】ベートーベン交響曲第3番「ボナパルト」から「英雄」に変わった真相 - Published: 2020-05-24 - Modified: 2022-03-07 - URL: https://classic.magazine7.net/beethoven-3-buonaparte/ - 作曲家: ベートーベン - 読みもの: エピソード 「ボナパルト」から「エロイカ(英雄)」へ ベートーベン交響曲第3番『英雄』は当初はナポレオンに捧げることを念頭に表題を「ボナパルト」としていたが、のちに『英雄』に変更されたことについて、↓の記事で説明しました。 ではなぜ、書き換えられたのか、について真相を探ります。 ベートーベンの弟子フェルディナント・リースの説はつぎのものです。 ベートーベンは当初ナポレオンに捧げることを念頭に表題を「ボナパルト」としていた。 しかし、ナポレオンが皇帝の座に就いたことを知り、ベートーベンは激怒し「ナポレオンも他... --- ### ベートーベン交響曲第3番『英雄』表紙。「ボナパルト」が消された! - Published: 2020-05-23 - Modified: 2022-03-07 - URL: https://classic.magazine7.net/beethoven-origin-bonaparte/ - 作曲家: ベートーベン - 読みもの: エピソード 定番エピソード ベートーベン交響曲第3番『英雄』には定番のエピソードがあります。 ベートーベン交響曲第3番はもとは『ボナパルト』というタイトルで、ナポレオンに献辞されたもの。 ところがすぐに『ボナパルト』は没になり『英雄』のタイトルに変更された。 その理由はベートーベンの弟子のフェルディナント・リースが語っていて、内容は次のとおり。 ベートーベンは当初ナポレオンに捧げることを念頭に表題を「ボナパルト」としていた。 しかし、ナポレオンが皇帝の座に就いたことを知り、ベートーベンは激怒し「ナポレオンも... --- ### ベートーベン作品とパトロン一覧【カテゴリー別、パトロン別に見られる】 - Published: 2020-05-22 - Modified: 2022-03-07 - URL: https://classic.magazine7.net/beethoven-patronsall/ - 作曲家: ベートーベン - 読みもの: エピソード ▼▲でソートできます。 曲のカテゴリーごとに並べる時は「No」の▲を。パトロンごとに並べる時は「パトロン」の▲をクリックします。 No 作品名 パトロン 1 交響曲第1番 スヴィーテン男爵(オーストリア) 2 交響曲第2番 カール・リヒノフスキー侯爵(ドイツ) 3 交響曲第3番「英雄」 ロプコヴィッツ侯爵(ボヘミア) 4 交響曲第4番 オッペルスドルフ伯爵(シュレージェン地方) 5 交響曲第5番「運命」 ロプコヴィッツ侯爵(ボヘミア)/ラズモフスキー伯爵(ロシア) 6 交響曲第6番「田園」 ロプ... --- ### ベートーベンのパトロン 時代による変遷 - Published: 2020-05-22 - Modified: 2024-10-17 - URL: https://classic.magazine7.net/beethoven-patrons-time/ - 作曲家: ベートーベン - 読みもの: エピソード ベートーベンのパトロンの変遷 ベートーベンはウィーンで作曲活動をするにあたって、パトロンの支援が非常に重要でした。 交響曲1番から9番のパトロンはつぎのとおりです。 1800年 交響曲第1番 スヴィーテン男爵 オーストリア 1802年 交響曲第2番 カール・リヒノフスキー侯爵ドイツ ドイツ 1804年 交響曲第3番 ロブコヴィッツ侯爵 ボヘミア・スロバキア地方 1806年 交響曲第4番 オッペルスドルフ伯爵 シュレージェン地方 1808年 交響曲第5番 ロプコヴィッツ侯爵 ボヘミア・スロバキア地... --- ### 「ウェリントンの勝利」。ベートーベン作曲ベストヒットNO.1はこれ。 - Published: 2020-05-22 - Modified: 2024-10-17 - URL: https://classic.magazine7.net/beethoven-wellington/ - 作曲家: ベートーベン - 読みもの: エピソード ベートーベン人気絶頂の曲 この曲はナポレオン戦争でイギリスが勝利した時に、ベートーベンが依頼されて作曲した作品です。 「ビトリアの戦い」で活躍したイギリスのウェリントン将軍を讃えた曲で、大ヒットしました。 ナポレオン戦争 フランス革命後「旧体制を崩壊させいざ自由の国に」という革命勢力とそれを阻止する旧支配層の対立により国内は混乱し政治が不安定になりました。 そのようなときに、軍人としてフランスを脅かす周辺国を抑え、政治力も発揮し国民の間に名声を高めたのがナポレオンです。 ナポレオンは逆戻りの気配... --- ### ナポレオン 戦争とベートーベン交響曲年表 - Published: 2020-05-21 - Modified: 2022-03-07 - URL: https://classic.magazine7.net/beethoven-habsburg-napoleon/ - 作曲家: ベートーベン - 読みもの: エピソード ナポレオンの登場 ベートーベンが生まれたボンからウィーンに拠点を移したのは1792年です。 1792年というと1789年に起こったフランス革命の3年後です。 フランス革命の混沌のなかで革命軍として戦い、国民の期待を背負って頭角を現したのがナポレオンです。 ナポレオンは市民精神と民族解放を旗印に、革命の理念をヨーロッパ各地へ広めようと、遠征にでかけます。 これは実際にはナポレオンの個人的野心を実現させるための征服戦争で、「ナポレオン戦争」とよばれます。 ナポレオン戦争 ナポレオン戦争の枠組みはおお... --- ### 神聖ローマ帝国の貴族がベートーベンをつくった - Published: 2020-05-17 - Modified: 2022-03-07 - URL: https://classic.magazine7.net/beethoven-holyromanempire/ - 作曲家: ベートーベン - 読みもの: エピソード 神聖ローマ帝国領 ボン ベートーベンの誕生の地はボンです。 ボンは神聖ローマ帝国の領内です。 神聖ローマ帝国は7人の大諸侯が大きな力をもっていて、彼らは選帝侯とよばれます。 ボンは選帝侯の1人ケルン大司教の教区の首都でした。 ケルン大司教はマクシミリアン・フランツ。 マクシミリアン・フランツはすごい血統です。 兄が神聖ローマ帝国皇帝、妹がマリーアントワネット。母親がマリア・テレジアというウルトラ超セレブです。 姉のマリー・アントワネットとその夫であるルイ16世を訪問するマクシミリアン・フランツ。... --- ### ザルツブルク音楽祭 R.シュトラウス、カラヤンがキーマン。映画「サウンド・オブ・ミュージック」の舞台 - Published: 2020-05-16 - Modified: 2022-03-07 - URL: https://classic.magazine7.net/salzburgmusicfestival/ - 作曲家: モーツアルト - 読みもの: エピソード ザルツブルク音楽祭 ザルツブルク音楽祭はオーストリアのザルツブルクで毎年夏に開催される音楽イベントです。 世界中から有名な音楽家、アーティストが集結し1カ月以上にわたり繰り広げられる音楽のお祭りです。 オペラ、演劇、コンサートの200公演以上がプログラムされます。 コンサートは特に重要な柱で、ソロコンサート、歌曲、室内楽、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団などの演奏が行われます。 ザルツブルク音楽祭とリヒャルト・シュトラウス この音楽祭の歴史において有名なキー... --- ### モーツアルトの生まれたザルツブルクは「ザルツブルク市街の歴史地区」世界遺産 - Published: 2020-05-15 - Modified: 2024-11-18 - URL: https://classic.magazine7.net/salzburg/ - 作曲家: モーツアルト - 読みもの: エピソード ザルツブルクは独立国家 モーツアルトの出身地ザルツブルクはキリスト教的な面から特別な都市でした。 どこが特別なのでしょうか。 キリスト教で最高の地位にあるのは教皇で、教皇によって認められた王が統治する国として神聖ローマ帝国がありました。 ザルツブルクは神聖ローマ帝国の領内ながらも、神聖ローマ帝国直属の独立した国家で、ローマに次ぐ世界で2番目に大きな教会国家で北のローマともよばれていました。 ザルツブルク大司教は教会と国との両方の権力をもち、財力もあって、建築、芸術、文化が発展したのです。 ザルツ... --- ### モーツアルト、ベートーベンをビッグにした「ハプスブルク帝国」と神聖ローマ帝国 - Published: 2020-05-14 - Modified: 2022-11-09 - URL: https://classic.magazine7.net/habsburgempire-history/ - 作曲家: モーツアルト - 読みもの: エピソード ハプスブルク家と神聖ローマ帝国 ハプスブルク帝国が勢力を拡大したのは1273年にドイツ王国の統治者となったことがきっかけでした。 では、なぜドイツ王国の統治者になると力を持つことになるのでしょうか。 それを解くキーワードは「神聖ローマ帝国」です。 ドイツ王国の王になること=「神聖ローマ帝国」皇帝になること。 でした。 これがヨーロッパでは大変な権威なのです。 なぜ権威なのでしょうか。 神聖ローマ帝国とは それは「神聖ローマ帝国」と名の付くとおり、ローマ帝国時代からの話になります。 ローマ帝国時代... --- ### モーツアルト交響曲第36番の「リンツ」38番の「プラハ」はハプスブルク帝国の都市 - Published: 2020-05-13 - Modified: 2022-03-07 - URL: https://classic.magazine7.net/mozart-linz-prague/ - 作曲家: モーツアルト - 読みもの: エピソード モーツアルト ザルツブルクからウィーンに モーツアルトは1756年にザルツブルクで生まれました。 ザルツブルクはザルツブルク大司教が君臨する独立国です。 宮廷作曲家の父のもと、音楽教育を与えられ子どもの頃から演奏旅行で活動をしていました。 成人したモーツアルトはザルツブルク領主のコロレド大司教とそりが合わず、1781年からウィーンに活動拠点を移します。 ハプスブルク帝国の地名がつけられた「リンツ」「プラハ」 ウィーンは"大帝国ハプスブルク"の事実上の首都です。 ウィーンでは音楽が盛んで才能のある... --- ### ウィーンが「音楽の都」の理由。それはハプスブルク帝国の首都にあり。 - Published: 2020-05-12 - Modified: 2022-03-07 - URL: https://classic.magazine7.net/vienna-habsburg-empire/ - 作曲家: ヨハン・シュトラウス2世 - 読みもの: エピソード ウィーンが「音楽の都」の理由 ウィーンといえば「音楽の都」といわれています。 モーツアルトもベートーベンもハイドンもウィーンを拠点に名曲を量産しています。 なぜなのか。 それはウィーンが当時「ハプスブルク帝国」の事実上の首都だったからです。 ハプスブルク帝国とは 「ハプスブルク帝国」はハプスブルク家の君主が統治する国家です。 18世紀にはヨーロッパ各地を支配・統合・干渉していました。 もとはスイスの小貴族にすぎませんでしたが、1273年にドイツ王国の統治者となったことを最初のきっかけに勢力を拡大... --- ### モーツアルトのオペラ「魔笛」はフリーメイソンのための曲 - Published: 2020-05-11 - Modified: 2022-03-07 - URL: https://classic.magazine7.net/mozart-freemasonry/ - 作曲家: モーツアルト - 読みもの: エピソード フリーメイソンのシンボルマークの一つ フリーメイソンとは モーツアルトはフリーメイソンの会員であったことが知られています。 フリーメーソンは秘密結社的な組織で、秘密結社というと"謎に包まれた世界を裏で支配する正体不明の怪しい集団"といったイメージがあります。 ですが、秘密結社的なのは会則や儀式があって非公開な部分が多いというだけで、陰謀やオカルトの世界ではありません。 「自由・博愛・平等」の思想をもつ貴族や政治家、芸術家などさまざまな分野の有力者の交流の場でした。 当時は、権力者・貴族が支配する... --- ### モーツアルトのオペラ。「フィガロの結婚」「ドン・ジョバンニ」「コジ・ファン・トゥッテ」はダ・ポンテとのコラボ - Published: 2020-05-10 - Modified: 2022-03-07 - URL: https://classic.magazine7.net/mozart-opera/ - 作曲家: モーツアルト - 読みもの: エピソード モーツアルトザルツブルクからウィーンに モーツアルトが最初に就職したのは生まれたザルツブルクの大司教の宮廷でした。 父親が宮廷楽団員だったので、子どもの頃からその世界で音楽にかかわっていました。 大司教の宮廷ですから、仕事は宗教音楽です。 大司教様の厳格な管理のもと、宗教音楽を作り続けることは、安定はあるけれどマンネリなわけです。 そこでモーツアルトは大司教に嫌われる形で解雇されて、晴れて"独立"の道を歩き始めました。ウィーンに活動拠点を移すのです。 ウィーンでは、自由です。 フリー・ミュージシ... --- ### ベートーベンの弦楽四重奏曲の「ラズモフスキー」の意味 - Published: 2020-05-09 - Modified: 2022-03-07 - URL: https://classic.magazine7.net/beethoven-razumovsky/ - 作曲家: ベートーベン - 読みもの: エピソード 「ラズモフスキー1番」「ラズモフスキー2番」「ラズモフスキー3番」 ベートーベン作曲の弦楽四重奏曲は1番から16番まであります。 そのうち第7番、8番、9番はそれぞれ「ラズモフスキー1番」「ラズモフスキー2番」「ラズモフスキー3番」のサブタイトルがつけられています。 この「ラズモフスキー」は人名です。 ラズモフスキーはロシアの貴族で外交官、ウィーン会議でロシア特命大使だった人です。 ラズモフスキー この人は、ベートーベンのパトロンでした。 ベートーベンのパトロン ベートーベンは、富裕層から援助を... --- ### 小林秀雄のモーツアルト評「モオツァルトのかなしさは疾走する。涙は追いつけない。」の曲は弦楽五重奏曲4番。 - Published: 2020-05-08 - Modified: 2022-03-07 - URL: https://classic.magazine7.net/mozart-kobayasi/ - 作曲家: モーツアルト - 読みもの: エピソード 小林秀雄『モオツァルト』 小林秀雄がモーツアルトを評論した著作に『モオツァルト』があります。 そして、ことあるごとに引用される一文が「モオツァルトのかなしさは疾走する。涙は追いつけない。」です。 弦楽五重奏曲4番ト短調 K. 516 いったい「涙がおいつけないほどのかなしさが疾走している」というのはどのような音なのでしょうか。 「弦楽五重奏曲4番ト短調 K. 516」について語られたものです。 聴いてみましょう。 「涙がおいつけないほどのかなしさが疾走している」 言われてみると確かにそのような気... --- ### ベートーベン 「ハイリゲンシュタットの遺書」 - Published: 2020-05-07 - Modified: 2022-03-07 - URL: https://classic.magazine7.net/beethoven-heiligenstadt/ - 作曲家: ベートーベン - 読みもの: エピソード ベートーベンの謎の手紙 ベートーベンの死後"宝箱"が発見されました。 その中に有名な謎として知られる手紙が2つあります。 ・ハイリゲンシュタットの遺書 ・不滅の恋人への手紙 です。 ハイリゲンシュタットの遺書 "遺書"とされていますが遺言状的なものではありません。 ただ、難聴の絶望と死を意識したメッセージからなっていて、相続にも触れているなどから"遺書"とよばれているのです。 ハイゲンシュタットはウィーンにある地名で、温泉地でした。 ベートーベンは難聴を患っていて、湯治に訪れていたのです。 そこ... --- ### チャイコフスキーのバレエ音楽。「白鳥の湖」「眠れる森の美女」「くるみ割り人形」。「白鳥」は酷評だった! - Published: 2020-05-06 - Modified: 2022-03-07 - URL: https://classic.magazine7.net/tchaikovsky-ballet/ - 作曲家: チャイコフスキー - 読みもの: エピソード チャイコフスキー3大バレエ曲 チャイコフスキーはバレ音楽を3作品作曲しています。 「白鳥の湖」「眠れる森の美女」「くるみ割り人形」です。 なかでも代表的なのは「白鳥の湖」ですが、これは初演の時はまったく受けず酷評の的だったといいます。 原因としては、指揮者が未熟だった、バレリーナが衰えていたなどいくつか考えられましたが、まじめなチャイコフスキーは責任を感じ思い悩みました。 それで次のバレエ音楽を生み出すまでになんと十年以上必要でした。 作曲年 「白鳥の湖」 1876年 この間13年 「眠れる森の... --- ### モーツアルトのゆかりの地をめぐるオーストリアの旅 web版 - Published: 2020-05-05 - Modified: 2022-01-12 - URL: https://classic.magazine7.net/mozart-tour/ - 作曲家: モーツアルト - 読みもの: エピソード モーツアルトゆかりの地は 旅行会社の海外旅行で『モーツアルトのゆかりの地をめぐるオーストリアの旅』的なツアーが組まれることがあります。 どのような場所を観光するのでしょうか。 モーツアルトの生家はオーストリアのザルツブルクで、25歳の時にウィーンに移住します。 ですので、めぐる場所もザルツブルクとウィーンになります。 1 「モーツアルトの生家」(ザルツブルク) 1773年まで家族で住んでいたアパートです。現在はミュージアムとなっていて、モーツアルトが使用していたピアノ、自筆の楽譜、楽器、家具など... --- ### チャイコフスキーはモスクワ音楽院の理論担当教師 - Published: 2020-05-04 - Modified: 2022-03-07 - URL: https://classic.magazine7.net/tchaikovsky-teacher/ - 作曲家: チャイコフスキー - 読みもの: エピソード チャイコフスキーは父親が官僚で、10歳で法律学校に入学し卒業後は法務省に勤務しました。 もともと音楽に強い興味をもっていて、しばらく働きながら音楽教室へ通った後、仕事を辞めて音楽院で作曲を勉強、優秀な成績で卒業しました。 その後新設のモスクワ音楽院の理論担当教師の仕事に就いたのです。 ちなみに。 ベートーベンはピアノが得意でした。 父親が歌手だったのですが、アルコール依存のきみがありベートーベンは虐待されながら、ピアノを習熟していきました。 ベートーベンが音楽で知られたのはまずピアニストとしてで... --- ### 作曲家、どれが写真? 画? - Published: 2020-05-03 - Modified: 2022-01-10 - URL: https://classic.magazine7.net/composer-photo-picture/ - 作曲家: モーツアルト - 読みもの: エピソード クラシック作曲家は顔もユニークで、それぞれ個性が際立っています。 今では"アイコン"となって、音楽と合わせてイメージを持つ役割を果たしてくれています。 ↓のように顔を見ると、急に親しみがわいてきますね。 バッハ 1685-1750年 モーツアルト 1756-1791年 ハイドン 1732-1809年 ベートーベン 1770-1827年 シューベルト 1797-1828年 チャイコフスキー 1840-1893年 ドヴォルザーク 1841-1904年 ブラームス 1833-1897年 マーラー 18... --- ### ベートーベン作曲 序曲『コリオラン』、序曲『エグモント』 - Published: 2020-05-02 - Modified: 2022-01-13 - URL: https://classic.magazine7.net/beethoven-egmont-coriolan/ - 作曲家: ベートーベン - 読みもの: エピソード ベートーベンの作品には、『レオノーレ』序曲の他に序曲と名の付く曲が2曲あります。 ・序曲『コリオラン』 ・序曲『エグモント』 これらは、『フィデリオ』のようにオペラ全体をベートーベンが作曲しているのではなく、劇があって、それを彩る音楽として作曲されたものです。 ドラマのテーマ曲や挿入歌的な存在ですね。 『コリオラン』はベートーベンの友人で劇作家のハインリヒ・ヨーゼフ・フォン・コリンが書いた戯曲で、古代ローマを舞台にしたものです。 『エグモント』はゲーテの作品で、16世紀のヨーロッパが舞台、エグモ... --- ### ベートーベン作曲「レオノーレ」第1番、第2番、第3番。「フィデリオ」序曲。1つのオペラに4つの序曲の謎。 - Published: 2020-04-30 - Modified: 2022-01-10 - URL: https://classic.magazine7.net/beethoven-leonore/ - 作曲家: ベートーベン - 読みもの: エピソード 「フィデリオ」序曲、「レオノーレ」第1番、第2番、第3番はそれぞれ違う曲 ベートーベン作曲の序曲に「レオノーレ」第1番、第2番、第3番があります。 いずれもオペラ『フィデリオ』の序曲です。 1つのお芝居に序曲は1つですが、『フィデリオ』には3種類あることになります。 しかも創作順でいうと、第2番、第3番、第1番の順です。 しかも。さらにもう1つ「フィデリオ」序曲があります。 なぜ1つのオペラに序曲が4つもありごちゃごちゃしているのでしょうか。 その理由をまとめます。 そもそもオペラ『フィデリオ』... --- ### チャイコフスキーの死因 - Published: 2020-04-28 - Modified: 2022-03-07 - URL: https://classic.magazine7.net/tchaikovsky-death/ - 作曲家: チャイコフスキー - 読みもの: エピソード チャイコフスキーの死因 チャイコフスキーは1893年に53歳で亡くなりました。 死因については明らかになっていません。 その死が急死だったために、死因については当時もその後もさまざまな説が伝えられています。 その1. コレラ説 その2. 同性愛だったから説 その3. チフス説 その1.コレラ説 1893年、ロシアではコレラが断続的に流行していました。 チャイコフスキーが生水を飲んだことでコレラ菌に侵された、というものです。 新型コロナウィルスは飛沫感染・接触感染で感染するということですが、コレラ... --- ### モーツアルトと父レオポルト - Published: 2020-04-27 - Modified: 2022-03-07 - URL: https://classic.magazine7.net/mozart-leopold/ - 作曲家: モーツアルト - 読みもの: エピソード モーツアルトの英才教育 モーツアルトはザルツブルクで生まれました。 父親がザルツブルクの宮廷音楽家だったため、5歳の頃から父親に音楽教育を施され、才能を開花させました。 その才能を広めようと父親のレオポルトはモーツアルトを6歳からヨーロッパ各地に連れまわして演奏させ、オン・ザ・ジョブ・トレーニングで鍛え上げました。 パリでのコンサート。父レオポルト、モーツアルト、姉ナンネル その主な都市は ドイツのミュンヘン、マンハイム ベルギー フランス イギリス オランダ スイス イタリア などを訪れ、各地... --- ### ベートーベン「不滅の恋人への手紙」。不滅の恋人は誰か。 - Published: 2020-04-26 - Modified: 2022-03-07 - URL: https://classic.magazine7.net/beethoven-loveletter/ - 作曲家: ベートーベン - 読みもの: エピソード 「不滅の恋人」は誰か ベートーベンの死後"宝箱"が発見されました。 その中に有名な謎として知られる手紙が2つあります。 ・ハイリゲンシュタットの遺書 ・不滅の恋人への手紙 です。 「不滅の恋人への手紙」は同じ人に宛てた3部からなる熱烈なラブレターで、3部で「わが不滅の恋人よ」と呼びかけるカ所があることからこうよばれるようになったのです。 "不滅の恋人とは誰なのか"論争が現在も続いていますが、有力な候補はいます。 数えきれないほど挙げられている候補のなかで、最有力なのがヨゼフィーネ・ブルンスヴィク... --- ### チャイコフスキーの妻 - Published: 2020-04-25 - Modified: 2022-03-07 - URL: https://classic.magazine7.net/tchaikovsky-mijikoba/ - 作曲家: チャイコフスキー - 読みもの: エピソード チャイコフスキーの妻 チャイコフスキーはLGTBだったと伝えられていますが、結婚もしていました。 チャイコフスキーが教師をしていたモスクワの新設音楽院の教え子です。 ミリューコヴァは9歳年下で、激しくチャイコフスキーに恋したようで、押して押しておしまくって、結婚にこぎつけたということのようです。 新婚旅行で チャイコフスキーは結局、彼女と愛を深めることはできず、結婚生活は2カ月もたず家出をしました。 チャイコフスキーにはもう一人重要な女性がいます。 大富豪の未亡人のナデージタ・フォン・メックです... --- ### 「G線上のアリア」もとネタは。 - Published: 2020-04-24 - Modified: 2022-01-10 - URL: https://classic.magazine7.net/g-string/ - 作曲家: バッハ - 読みもの: エピソード J. S. バッハの有名な曲に「G線上のアリア」があります。 これは、J. S. バッハの「管弦楽組曲第3番ニ長調第2曲 アリア」をヴァイオリニストのアウグスト・ウィルヘルミが演奏会でのアンコール曲用にヴァイオリン独奏として編曲したものです。 「G線」は、ヴァイオリンの4本ある弦のうち最低音の弦で、編曲にあたってニ長調だった原曲をハ長調に変換したことで、G線だけで演奏できることでそうよばれます。 バッハ「管弦楽組曲第3番ニ長調第2曲 アリア G線上のアリア ハ長調 --- ### モーツアルトの妻・コンスタンツェの真実 - Published: 2020-04-24 - Modified: 2022-03-07 - URL: https://classic.magazine7.net/mozart-constanze/ - 作曲家: モーツアルト - 読みもの: エピソード モーツアルトの妻、コンスタンツェは悪妻として知られています。 コンスタンツェ なぜ悪妻なのか。 浪費が激しかった モーツアルトの埋葬に立ち会わなかった 墓参りさえしなかった 遺稿をえげつないやりかたで売りさばいた 再婚相手にモーツアルトの伝記を書かせて儲けた など愛情に欠けお金に執着しているとのイメージが定着しています. ですが、一方でモーツアルトが残した負債をがんばって返済した、という見方もあります。 モーツアルトの初恋 モーツアルトには片思いの人がいました。 ソプラノ歌手アロイジアです。 ア... --- ### バッハ。J.S.バッハ C.P.Eバッハ J.C.バッハ 誰? - Published: 2020-04-23 - Modified: 2022-01-10 - URL: https://classic.magazine7.net/bach-suns/ - 作曲家: バッハ - 読みもの: エピソード 「バッハ」と一言でいうと、おおむね「ヨハン・セバスチャン・バッハ(J. Sバッハ)」をさします。 J. Sバッハは、音楽の父といわれ肖像画が有名な人です。 バッハ また、「C. P. Eバッハ(カール・フィリップ・エマニュエル・バッハ)」という人もいて、この人の曲も人気があります。C. P. EバッハはJ. Sバッハの次男です。 J. Sバッハは、2度結婚し10人の子どもがいました。 男性6人、女性4人です。 このうち男性4人が音楽家として成功しています。 C. P. Eバッハは最初の妻との子で... --- ### チャイコフスキー って場所があった! - Published: 2020-04-22 - Modified: 2022-03-03 - URL: https://classic.magazine7.net/tchaikovsky-place/ - 作曲家: チャイコフスキー - 読みもの: エピソード チャイコフスキーが生まれた町ヴォトキンスクの位置を探していたら、チャイコフスキーという地名を発見! ヴォトキンスクの近くです。 チャイコフスキーが生まれた頃は鉱山の町だったということです。 チャイコフスキーのチャイコはロシア語でカモメのことだそうです。 カモメ町のカモメ家の息子という感じでしょうか。 今日の1楽章は --- ### モーツアルト死の謎。わかっていること。いないこと。 - Published: 2020-04-21 - Modified: 2022-03-07 - URL: https://classic.magazine7.net/mozart-death/ - 作曲家: モーツアルト - 読みもの: エピソード モーツアルトは35歳で亡くなりました。 死因はおそらく病死であろうとされていますが、本人が当時精神的に不安定な状態にあり、「自分は毒殺される」と妻のコンスタンツェに訴えていたことなどから、今もミステリー的に語られることがあります。 病床で作曲し未完に終わった作品が『レクイエム』です。 この曲はある人の依頼によって作られました。 この依頼人がモーツアルトの死と関係するというストーリーで作られた映画が『アマデウス』(ミロス・フォアマン監督、1984年)です。 DVD発売元:ワーナー・ホーム・ビデオ ... --- ### ベートーベンが聴こえなくなったのは何歳? - Published: 2020-04-20 - Modified: 2022-03-07 - URL: https://classic.magazine7.net/beethoven-ear/ - 作曲家: ベートーベン - 読みもの: エピソード ベートーベンが難聴に悩まされ、最後の交響曲『第9番「合唱つき」』を初演した際には大喝采がまったく聞こえなかった、といった話は有名です。 では、いったい聞こえなくなったのはいつごろからなのでしょうか。 第1番が作曲されたのが29歳の時、以前から不具合があったようですが、その頃はかなり進行していて、30歳の頃はほぼ聞こえなくなっていたそうです。 スタート直後に災難に見舞われていたというわけです。 つまり、1番から9番まで音無しで作曲されていたことになります。 難聴というのは、音が聞こえないばかりか耳... --- ### チャイコフスキーの肉声。初の蓄音機に大興奮 - Published: 2020-04-19 - Modified: 2022-01-10 - URL: https://classic.magazine7.net/tchaikovsky-voice/ - 作曲家: チャイコフスキー - 読みもの: エピソード チャイコフスキーの時代は日本でいうと明治時代にかかっています。 そのおかげというかで、科学技術も進んでいて、本人の声が録音された音声データが残っています。 チャイコフスキーと他4人が話しているところです。 4人のうちの1人で商人のジュリアス・ブロックがエジソンの蓄音機を手に入れてチャイコフスキーらに披露している場面のようです。時は1890年。 50歳のチャイコフスキーが最先端のオーディオ機器を前に、試し録音して仲間たちと大興奮している様子に、チャイコフスキーも新しもの好きのおじさんだったのだな、... --- ### モーツアルト、ベートーベン、チャイコフスキー、一番長生きなのは誰? - Published: 2020-04-18 - Modified: 2022-01-10 - URL: https://classic.magazine7.net/mozart-beethoven-tchaikovsky-year/ - 作曲家: ベートーベン - 読みもの: エピソード モーツアルトとベートーベンは重なる時期に人生を送っています。 チャイコフスキーは少し後です。 モーツアルトとベートーベンは日本でいうと江戸時代、チャイコフスキーは明治時代にかかっています。 プチ・クエスチョン Q. この3人のうち一番長生きだったのは誰でしょうか。 A. ベートーベンが57歳で長命です 次にチャイコフスキー53歳 一番若くして亡くなったのがモーツアルト35歳 --- ### モーツアルト交響曲第35番「ハフナー」。ハフナー家のための曲 - Published: 2020-04-17 - Modified: 2022-03-07 - URL: https://classic.magazine7.net/haffner/ - 作曲家: モーツアルト - 読みもの: エピソード 「ハフナー」はザルツブルクの幼馴染ハフナー家のために作られた曲です。 モーツアルトはザルツブルグで生まれ、ザルツブルクの宮廷音楽家となりましたが、ここで領主と合わず衝突、新天地ウィーンへ活動拠点を移しました。 これが1781年、モーツアルト25歳の時です。 翌年1782年にウィーンで作曲されたのが、交響曲第35番「ハフナー」です。 これ以降作られた第41番までが後期交響曲とくくられます。 後期交響曲は特に名曲揃いで「ハフナー」はその起点となった曲といえます。 --- ### モーツアルトの交響曲は41作品。絶対聴かなければいけない曲ベスト5 - Published: 2020-04-16 - Modified: 2022-01-10 - URL: https://classic.magazine7.net/mozart-symphony/ - 作曲家: モーツアルト モーツアルトの交響曲は41作品あります。 それでも人気のある曲は絞られてきて、25番以降とみてよいです。 レコード・CD録音が多い人気度を☆で表したのが次の表です。 ダントツ人気が40番、41番「ジュピター」。 あとを人名(35番「ハフナー」)・地名シリーズ(36番「リンツ」、38番「プラハ」)が追う、という形です。 番 副題 人気度 25 ☆ 26 ☆ 27 28 ☆ 29 ☆☆ 30 31 パリ ☆ 32 ☆ 33 ☆ 34 ☆ 35 ハフナー ☆☆ 36 リンツ ☆☆ 37 38 プラハ ... --- ---