ベートーベン作曲 序曲『コリオラン』、序曲『エグモント』

ベートーベンの作品には、『レオノーレ』序曲の他に序曲と名の付く曲が2曲あります。

・序曲『コリオラン』
・序曲『エグモント』

これらは、『フィデリオ』のようにオペラ全体をベートーベンが作曲しているのではなく、劇があって、それを彩る音楽として作曲されたものです。
ドラマのテーマ曲や挿入歌的な存在ですね。

『コリオラン』はベートーベンの友人で劇作家のハインリヒ・ヨーゼフ・フォン・コリンが書いた戯曲で、古代ローマを舞台にしたものです。

『エグモント』はゲーテの作品で、16世紀のヨーロッパが舞台、エグモントはネーデルラント地方の貴族です。
ネーデルラントは、最盛期のスペイン帝国を統治していたフェリペ2世の圧政下にありました。
エグモントは民衆の自由を守ろうと反乱を起こしましたが、かなわず処刑されるという悲劇です。
劇に音楽をつけようと企画したのは劇場の支配人で、彼がベートーベンに作曲を依頼したということです。
これは雰囲気あります。聞いたことあると思いますよ。

play_circle_filled
pause_circle_filled
コリオラン
volume_down
volume_up
volume_off
play_circle_filled
pause_circle_filled
エグモント
volume_down
volume_up
volume_off

関連記事

  1. 【新説!】ベートーベン交響曲第3番「ボナパルト」から「英雄」に変わった真相

  2. チャイコフスキー って場所があった!

  3. モーツアルト交響曲第31,36,38番。地名シリーズ

  4. マーラー交響曲第1番『巨人』。『巨人』とつけた理由は?

  5. チャイコフスキーはモスクワ音楽院の理論担当教師

  6. ロシア国立交響楽団[シンフォニック・カペレ]2019

  1. 小林秀雄のモーツアルト評「モオツァルトのかなしさは疾走する。涙…

  2. チャイコフスキーはモスクワ音楽院の理論担当教師

  3. モーツアルトのオペラ。「フィガロの結婚」「ドン・ジョバンニ」「…

  4. ベートーベン 「ハイリゲンシュタットの遺書」

  5. ベートーベン「不滅の恋人への手紙」。不滅の恋人は誰か。

  6. モーツアルトと父レオポルト

  7. チャイコフスキーの妻

  8. ベートーベンが聴こえなくなったのは何歳?

  9. モーツアルトのオペラ「魔笛」はフリーメイソンのための曲

  10. ベートーベン交響曲第1番のパトロンは

  1. ベートーベンのパトロン、ラズモフスキーはコサックのリーダー=ヘト…

  2. ウィーンが「音楽の都」の理由。それはハプスブルク帝国の首都にあ…

  3. チャイコフスキー作曲のオペラ『マゼッパ』はウクライナの英雄

  4. ボロディン作曲『韃靼人(だったんじん)の踊り』もウクライナ由来。

  5. チャイコフスキー交響曲第2番『小ロシア』改め交響曲第2番『ウクラ…

  6. ナポレオンの馬の絵の肖像「サン・ベルナール峠を越えるボナパルト…

  7. モーツアルトの生まれたザルツブルクは「ザルツブルク市街の歴史地…

  8. チャイコフスキー交響曲1番 「冬の日の幻想」さび

  9. ベートーベン作品とパトロン一覧【カテゴリー別、パトロン別に見ら…

  10. モーツアルト、ベートーベンをビッグにした「ハプスブルク帝国」と…