ヴァイグレ指揮 阪田知樹ピアノ「皇帝」、読響 |曲目、感想

曲目

曲 作曲
歌劇「ゲノフェーファ」序曲 シューマン
ピアノ協奏曲第5番 「皇帝」 ベートーヴェン
交響曲第4番「イタリア」 メンデルスゾーン

公演日時・会場

2026年7月25日、東京芸術劇場

ベートーヴェン ピアノ協奏曲第5番 「皇帝」

冒頭、オーケストラが「ジャーーン」ときて。
最大の聴き場、ピアノの低音から高音へブロロロロロと駆け上がるアルペジオ。
颯爽と届いてきた!
細やかな鍵盤使いから輪郭のはっきりした音が滑らかに流れてくる感じだ。
がっつり迫力とは違ったにごりのない膨らみ方がとても上品。
トリルのところは、キラキラだ。
2楽章最後から徐々に徐々に3楽章爆発へともっていくところは、オーケストラとバッチリと合って、とてもよかった。
オペラグラスで指の動きを観察したが、指が長くてとてもしなやかで軽やかであった。

メンデルスゾーン 交響曲第4番「イタリア」

大好きな曲。
1楽章冒頭。ここを聴きに行っているようなものなのであるが。
聴き逃した!
わくわくしていたらいきなり始まり、ファゴットの「ポポポポポポ ポポポポポポ」を聴き逃してしまった。
集中しようとするあまり、こういったことがままある。
気を取り直して弦の元気なメロディーを楽しもう。
テンポは速め。
2楽章は弦が寂し気な感じをかもしだし始まる。
そのままゆったりと浸るのか?とも思ったが、やはり速い。やや平板ぎみだった。
3楽章は踊るような弦とそれに乗ってくる木管の色付けが楽しみなところである。
それぞれをたっぷり歌わせてもよかったかなと思ったが、どうも木管がもう一つ?という感じがした。
4楽章はフルートがなにか危機的風にはいってくる、ちょっと不穏な曲である。
フルートはよく響いてきた。
速い曲であるが、ちょっとぶっ飛ばし先行というような後味。
硬めに統制された緊迫感のあるイタリアであった。
暑さあたりかな・・・。

※アイキャッチはちらしより

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