チャイコフスキー交響曲第5番 さび

チャイコフスキーは富豪の未亡人メック夫人から経済的支援を受けられるようになったため、音楽院の教師を辞めました。作曲に専念でき金銭的にも余裕ができた最初の交響曲が第5番です。
ですが、完成時は本人は気に入っておらず「おおげさに飾った色彩があり、まがいもののような不誠実な曲」だとメック夫人に伝えたということです。演奏の結果は大評判で、気をよくしたということです。

1楽章
入りはクラリネットが静かにちょっと葬送行進曲的な感じのメロディーを奏でます。
テンポアップして、ヴァイオリンが美しく泣ける。

play_circle_filled
pause_circle_filled
1楽章さび
volume_down
volume_up
volume_off

関連記事

  1. チャイコフスキー交響曲第2番『小ロシア』改め交響曲第2番『ウクライナ』とします。

  2. チャイコフスキーのバレエ音楽。「白鳥の湖」「眠れる森の美女」「くるみ割り人形」。「白鳥」は酷評だった!

  3. チャイコフスキー交響曲第3番【ポーランド】 さび

  4. チャイコフスキーはモスクワ音楽院の理論担当教師

  5. チャイコフスキーの死因

  6. ゲルギエフの「悲愴」

  1. モーツアルトの妻・コンスタンツェの真実

  2. マーラー交響曲第1番『巨人』。『巨人』とつけた理由は?

  3. ベートーベン「不滅の恋人への手紙」。不滅の恋人は誰か。

  4. 【新説!】ベートーベン交響曲第3番「ボナパルト」から「英雄」に変…

  5. ベートーベン交響曲第3番『英雄』表紙。「ボナパルト」が消された!

  6. モーツアルトのオペラ「魔笛」はフリーメイソンのための曲

  7. 小林秀雄のモーツアルト評「モオツァルトのかなしさは疾走する。涙…

  8. ベートーベン交響曲第1番のパトロンは

  9. チャイコフスキーの妻

  10. モーツアルトのオペラ。「フィガロの結婚」「ドン・ジョバンニ」「…

  1. ウィーンが「音楽の都」の理由。それはハプスブルク帝国の首都にあ…

  2. 神聖ローマ帝国の貴族がベートーベンをつくった

  3. チャイコフスキー交響曲第2番『小ロシア』改め交響曲第2番『ウクラ…

  4. モーツアルト交響曲第36番の「リンツ」38番の「プラハ」はハプスブ…

  5. モーツアルトの生まれたザルツブルクは「ザルツブルク市街の歴史地…

  6. チャイコフスキー交響曲1番 「冬の日の幻想」さび

  7. ザルツブルク音楽祭 R.シュトラウス、カラヤンがキーマン。映画「…

  8. モーツアルト、ベートーベンをビッグにした「ハプスブルク帝国」と…

  9. ボロディン作曲『韃靼人(だったんじん)の踊り』もウクライナ由来。

  10. ベートーベン作品とパトロン一覧【カテゴリー別、パトロン別に見ら…