ベートーベン交響曲第1番 さび

ベートーベンは1770年にボンで生まれ、22歳の時からウィーンに移り住み本格的な音楽活動を開始します。
交響曲第1番が誕生したのはそれから7年後の1799年、29歳の時です。

ベートーベンは第1がいいのです。
なぜか3番以降に人気が集まりがちですが、第1はその番号の通り、ベートーベンが作曲した最初の交響曲で、若さみなぎり全楽章がとっても聞きやすい曲なのです。

1楽章
ベートーベンの交響曲、最初の最初。
冒頭静かーに入っていって、こんな感じ? と油断していると、かっこよいさびがやってきます。
ちょっと慎重に、そして武者震いするようなヴァイオリンに掴まれましょう。
そしてすぐに緊張感から開放されたかのように高らかに、突っ走っていく、あとは流れにただ委ねるだけです。

play_circle_filled
pause_circle_filled
1楽章さび
volume_down
volume_up
volume_off

2楽章
「ランランラン ランランラン ランラララララーン」と、ピクニック気分に。

play_circle_filled
pause_circle_filled
2楽章さび
volume_down
volume_up
volume_off

関連記事

  1. ベルリン・フィルハーモニック・ウィンズ

  2. ベートーベン作品とパトロン一覧【カテゴリー別、パトロン別に見られる】

  3. ベートーベン交響曲第3番『英雄』表紙。「ボナパルト」が消された!

  4. N響 アレクサンダー・リープライヒ(指揮) 小菅優(ピアノ)

  5. ライナー・キュッヒル with ウィーン室内管弦楽団

  6. ベートーベンの弦楽四重奏曲の「ラズモフスキー」の意味

  1. チャイコフスキーの死因

  2. モーツアルト死の謎。わかっていること。いないこと。

  3. ベートーベンのパトロン 時代による変遷

  4. モーツアルトの妻・コンスタンツェの真実

  5. ベートーベンが聴こえなくなったのは何歳?

  6. ベートーベンの弦楽四重奏曲の「ラズモフスキー」の意味

  7. ベートーベン 「ハイリゲンシュタットの遺書」

  8. モーツアルトのオペラ「魔笛」はフリーメイソンのための曲

  9. モーツアルト交響曲第35番「ハフナー」。ハフナー家のための曲

  10. 小林秀雄のモーツアルト評「モオツァルトのかなしさは疾走する。涙…

  1. ベートーベン作品とパトロン一覧【カテゴリー別、パトロン別に見ら…

  2. ナポレオン 戦争とベートーベン交響曲年表

  3. 「フィンランディア」ロシアからの独立への決意の曲

  4. チャイコフスキー交響曲1番 「冬の日の幻想」さび

  5. ナポレオンの馬の絵の肖像「サン・ベルナール峠を越えるボナパルト…

  6. チャイコフスキー作曲のオペラ『マゼッパ』はウクライナの英雄

  7. ムソルグスキー作曲『展覧会の絵』の「キエフの大門」はウクライナ…

  8. ウィーンが「音楽の都」の理由。それはハプスブルク帝国の首都にあ…

  9. 神聖ローマ帝国の貴族がベートーベンをつくった

  10. ベートーベンのパトロン、ラズモフスキーはコサックのリーダー=ヘト…